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J-GLOBAL ID：201102298772192095   整理番号：11A1468202

超高速炉のLOCA分析

LOCA Analysis of Super Fast Reactor

著者 (5件)： IKEJIRI Satoshi (Nuclear Professional School, The Univ. of Tokyo) ,  HAN Chi Young (Nuclear Professional School, The Univ. of Tokyo) ,  ISHIWATARI Yuki (Dep. of Nuclear Engineering and Management, The Univ. of Tokyo) ,  OKA Yoshiaki (Nuclear Professional School, The Univ. of Tokyo) ,  OKA Yoshiaki (Dep. of Nuclear Engineering and Management, The Univ. of Tokyo)
資料名： Journal of Nuclear Science and Technology  (Journal of Nuclear Science and Technology)
巻： 48  号： 10  ページ： 1289-1299 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： G0317A  ISSN： 0022-3131  CODEN： JNSTAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この論文は超臨界水冷却高速炉(超高速炉)の冷却材喪失事故(LOCA)解析を説明する。超高速炉の特徴は,高い出口蒸気温度の超高速炉の経済性ポテンシャル向上のための,高い出力密度と,下向きの流れで冷却された燃料チャンネルである。LOCAは炉心の大きな圧力と冷却材密度の変化を引き起こす。この変化は下向きの流れの並列チャンネル中での流れ分布に影響を及ぼす。超高速炉の安全性にも影響を及ぼすであろう。超高速炉のLOCA解析は,超高速炉のに関する安全的特徴を理解するために重要である。超高速炉の安全性に関して,炉心の流速を保つことは重要である。LOCAでは,ワンスルーの冷却材サイクルと,下向きの流れで冷却される燃料集合体により,適切な流速を維持することは困難である。したがって,自動圧力低下システム(ADS)と,下向きの流れで冷却燃料集合体の最大線出力密度の低下と,低圧炉心スプレー系(LPCS)システムのの早めの起動が,LOCA時の炉心を冷却するために,超高速炉にとって必要である。解析結果は,超高速炉がこれらのシステムの安全評価基準を満足できることを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *高速中性子型原子炉 ,  *冷却材喪失 ,  原子炉事故 ,  *超臨界水 ,  原子炉冷却材 ,  エネルギー密度 ,  原子炉炉心 ,  *燃料集合体 ,  *流れ分布
準シソーラス用語： 高速炉 ,  出力密度

分類 (1件)： 水冷却炉の安全性  (MD06020H)

引用文献 (13件)：

• CAO, L. Core Design Improvement of Supercritical Water-Cooled Fast Reactor-High Power Density. 2008
• ISHIWATARI, Y. Safety characteristics of the super LWR design concept. Proc. ICAPP 2007, Nice, France, May 13-18, 2007. 2007
• DITTUS, F. W. Heat Transfer in Automobile Radiators of the Tubular Type. 1930, 2, 443-461
• DOUGALL, R. S. Film-Boiling on the Inside of Vertical Tubes with Upward Flow of the Fluid at Low Qualities. 1963
• LAHEY, R. T. Jr. The Thermal-Hydraulics of a Boiling Water Nuclear Reactor. 1993, 436-441

タイトルに関連する用語 (2件)： LOCA ,  分析