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J-GLOBAL ID:201102298873893639   整理番号:11A2004728

ツマグロヨコバイNephotettix cincticepsの分泌唾液内の新規カルシウム結合蛋白質の分子クローニング

Molecular cloning of a novel calcium-binding protein in the secreted saliva of the green rice leafhopper Nephotettix cincticeps
著者 (6件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 1-9  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)は摂食中において水性凝固性唾液を分泌する。本報において水性唾液分泌物を限外濾過濃縮しSDS-PAGE解析した。84kDa(NcSP84)バンドのN末端アミノ酸配列をEdman法解析した。唾液腺抽出物を二次元ゲル電気泳動法分離した。N末端アミノ酸配列に基づき5′-および3′-RACEプライマーにより完全cDNAをクローニングした。NcSP84に2061bpのオープンリーディングフレームを含有し19アミノ酸のシグナル配列を含む687アミノ酸をコードする。NcSP84のヌクレオチド配列とアミノ酸配列は既知データベースの配列と一致しない。この蛋白質はCa2+結合蛋白質のモチーフのEF-ハンドを含有する。予測通りNcSP84はCa2+結合活性がある。Ca2+結合NcSP84のSDS-PAGEの移動度は減少し,CaCl2濃度依存性である。In situハイブリダイゼーション法および免疫組織化学法によりNcSP84遺伝子と遺伝子産物はIII型細胞内に発現した。NcSP84蛋白質はツマグロヨコバイの師管液に存在する。以上総合して,NcSP84は師管に分泌され,Ca2+イオンと結合する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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動物の生化学  ,  分子遺伝学一般 

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