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J-GLOBAL ID：201102298883803239   整理番号：11A0173105

新規翻訳後修飾としてのリシンスクシニル化の同定

Identification of lysine succinylation as a new post-translational modification

著者 (6件)： ZHANG Zhihong (Univ. Chicago, Illinois, USA) ,  TAN Minjia (Univ. Chicago, Illinois, USA) ,  XIE Zhongyu (Univ. Chicago, Illinois, USA) ,  DAI Lunzhi (Univ. Chicago, Illinois, USA) ,  CHEN Yue (Univ. Chicago, Illinois, USA) ,  ZHAO Yingming (Univ. Chicago, Illinois, USA)
資料名： Nature Chemical Biology  (Nature Chemical Biology)
巻： 7  号： 1  ページ： 58-63  発行年： 2011年01月 
JST資料番号： W2213A  ISSN： 1552-4450  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大腸菌イソクエン酸デヒドロゲナーゼ(ICD)の質量スペクトルより明らかにされたLys242の翻訳後スクシニル化をさらにHPLC-MS/MS解析した。in vivoにおけるLys242スクシニル化は部位特異的変異,特異モノクローナル抗体によっても再認できた。Lys242残基置換でICD活性は減少した。またスクシニル化部位は進化的に保存されていることをマウス,酵母,ショウジョウバエICDを用いて明らかにした。ICD以外にもLysスクシニル化を受ける蛋白質も複数同定でき,腫瘍細胞株ごとにスクシニル化パターンが異なっていることも分かった。翻訳後Lysスクシニル化は分子機能,生物機能において重要な役割を果たしていると結論付けた。

シソーラス用語： 大腸菌 ,  *イソクエン酸デヒドロゲナーゼ ,  *翻訳後修飾 ,  *スクシニル化 ,  スクシニルCoAシンテターゼ ,  アミノ酸配列 ,  クエン酸サイクル ,  相同性 ,  部位特異的変異誘発

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 翻訳後修飾 ,  リシン ,  スクシニル化 ,  同定