抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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混相流のシミュレーション手法の1つであるFront-tracking法は,マーカー要素を用いて界面を陽に追跡するため,表面張力を高精度に評価できる利点を持つ。しかし,マーカーの粗密調整が必要で,3次元空間でマーカーの追加・削除と繋ぎ換えを行うのは非常に面倒である。それに対し,等値面再構成法というマーカーを等値面から作り直す方法が提案されているが,体積保存性に難がある。本研究では,等値面と曲率の関係に注目し,体積保存性を改善する3つの技術を提案した。その結果,直径2格子の球でも30回の再構成で1%以内に体積変化を抑えることが出来た。変形気泡や2気泡の合体でも妥当な結果が得られることを示した。(著者抄録)