抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿は駒場リサーチキャンパスに計画中の60号館の改修計画に関する報告である.60号館の概要ならびに改修の経緯について述べ,建物の歴史性の扱いについて考察したうえで,改修計画の方針と手法について論じている.歴史性の表現としては,新旧の仕上げのコントラストを際立たせる方針が導かれている.この方針を実現する手法として,構造体の素直な表出,単純な部分増築,メカニカルチムニー,天井を貼らないで床下空間を利用した設備計画など,可能なかぎり古い部分を隠蔽しない手法が検討されている.[本要旨はPDFには含まれない](著者抄録)