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J-GLOBAL ID:201102299274917089   整理番号:11A1102406

局所進行鼻咽頭癌に対する2つの誘導的化学療法レジメンの短期有効性の比較: ドセタキセル+カルボプラチン対5-フルオロウラシル+カルボプラチン

Comparison of the short-term efficacy of two inductive chemotherapy regimens for locally advanced nasopharyngeal carcinoma: docetaxal plus carboplatin versus 5-fluorouracil plus carboplatin
著者 (6件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 148-152  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2043A  ISSN: 1000-467X  CODEN: AIZHE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【背景および目的】5-フルオロウラシル(5-FU)を併用した白金ベース化学療法は,鼻咽頭癌(NPC)で最も高頻度に用いられるが,その有効性は50%-60%に留まっている。ドセタキセルは頭頚部腫瘍に対して有効な薬剤であり,投与が簡単で,投与時間も短い。本研究では,局所進行NPCにおけるTCレジメン(ドセタキセル+カルボプラチンによる誘導的化学療法)とFCレジメン(5-FU+カルボプラチン)の短期有効性を比較し,NPCに対する新たな化学療法レジメンを提供した。【方法】中山大学がんセンターの未治療局所進行NPC患者58例を,無作為にTCレジメンまたはFCレジメン治療のいずれかに割り付けた。短期有効性と有害事象を観察した。【結果】TC群はFC群に比して完了した化学療法サイクル数が多かった(3.31対2.83,P=0.043)。2群間で短期有効性と1年生存率に有意差はみられなかった(P>0.05)。TC群はFC群に比してグレード3-4の好中球減少症発生率が高かったが(72.4%対37.9%,P<0.05),TC群はFC群に比して血小板減少症と嘔吐の発生率が低かった(それぞれ,P=0.013とP=0.018)。【結語】局所進行NPCにおけるTCレジメンの短期有効性はFCレジメンと同等で,有害事象も許容範囲内である。しかし,長期の転帰および毒性についてはさらなる調査が必要である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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腫ようの薬物療法 

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