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J-GLOBAL ID：201102299311385351   整理番号：11A1843621

糖尿病ラットの網膜の血管内皮カドヘリンの発現に対するシンバスタチンの影響

Effect of sinvastatin on VE-cadherin in retinas of rat with diabetes

著者 (4件)： Xiao Hong (Affiliated First Hospital; Liaoning Medical Univ.) ,  Wang Zhiyun (Affiliated First Hospital; Liaoning Medical Univ.) ,  Pang Dongbo (Affiliated First Hospital; Liaoning Medical Univ.) ,  Liu Xuezheng (Affiliated First Hospital; Liaoning Medical Univ.)
資料名： Yanke Yanjiu  (Yanke Yanjiu)
巻： 28  号： 4  ページ： 325-329  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2044A  ISSN： 1003-0808  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的 ストレプトゾトシン(STZ)による誘導した糖尿病の網膜の血管内皮カドヘリン(VE-cadherin)の発現およびシンバスタチンのVE-cadherinの表現に対する影響を観察し、スタチン類薬物の可能な脂肪を調節する以外の治療作用を検討する。方法 尾静脈注射STZ法による糖尿病ラットモデルを創立し、今回、48匹の糖尿病ラットを使用し、モデル型になって翌日から、24匹のラットに毎日20mg/kgのシンバスタチンを胃内に注射し、シンバスタチングループにし、残りの24匹に同量の生理食塩水を胃内に注射し、糖尿病グループにした;一方、別の24匹のラットを正常グループにした。それぞれモデルになった2、5、8日目に各グループから8匹のラットを選び、エバンスブルー(EB)法にいよる網膜の浸透性を検査・測定し、免疫組織化学とWestern blot法による各グループのラットの網膜VE-cadherinの発現情況を測定した。結果 正常グループと比べ、シンバスタチングループと糖尿病グループのラットの体重は明らかなに下落し、統計学的有意差があり(P<0.01)、血糖が明らかに上昇し、統計学的有意差があった(P<0.01)。糖尿病グループのラットと比べ、各時間点のシンバスタチングループのラット体重はすべて明らかに上昇し、血糖が皆明らかに下落した(P<0.05)。免疫組織化学分析により、VE-cadherinが糖尿病グループのラットの網膜血管で黄褐色の陽性発現を呈することと証明した。Western blot分析による糖尿病の網膜の病変(DR)の発生・発展に従い、糖尿病グループの網膜血管がVE-cadherinを発現する量が著しく減少し、正常グループとシンバスタチングループに比べ、統計学的有意差があった(P<0.05)。糖尿病グループとシンバスタチングループのEB浸透量は正常グループより明らかに高く(P<0.01)、シンバスタチングループは糖尿病グループより低かった(P<0.05)。結論 STZによる誘導した糖尿病ラットの網膜血管中におけVE-cadherinの発現量は低下し、シンバスタチングはこのような変化を改善でき、DRに対するシンバスタチングが治療と予防する効果があることと示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： ラット ,  薬理実験動物 ,  *網膜血管 ,  血管 ,  内皮 ,  カドヘリン ,  HMG-CoAレダクターゼ阻害剤 ,  免疫組織化学 ,  糖尿病 ,  脂環式化合物 ,  ラクトン ,  脂肪族カルボン酸 ,  共役ジエン ,  脂環式アルコール ,  酵素阻害剤
準シソーラス用語： スタチン類 ,  血管内皮 ,  糖尿病ラット ,  *網膜の血管

分類 (1件)： 眼の基礎医学  (GP01020C)

物質索引 (1件)： シンバスタチン

タイトルに関連する用語 (6件)： 糖尿病ラット ,  網膜 ,  血管内皮 ,  カドヘリン ,  発現 ,  シンバスタチン