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J-GLOBAL ID：201102299376131314   整理番号：11A0142413

3D-EBSD法と電子顕微鏡画像を併用したクリープボイドと結晶粒界の三次元幾何形状の計測

Measurement of Three Dimensional Geometry of Creep Void and Grain Boundary with Combining 3D-EBSD Method and SEM Images

著者 (4件)： 山際謙太 (労働安全衛生総合研) ,  片岡哲志 (東大 大学院工学系研究科) ,  泉聡志 (東大 大学院工学系研究科) ,  酒井信介 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 A編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A)
巻： 76  号： 772  ページ： 1799-1805  発行年： 2010年12月25日 
JST資料番号： F0227B  ISSN： 0387-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： クリープボイドの三次元形状を,3D-EBSD法と電子顕微鏡画像を併用することで明らかにした。供試材はタービンロータ材(1Cr-1Mo-V鋼)のクリープ破断試験を行った試験片と,中断材を用意した。ボイドの三次元形状はボイド形成時には球形に近く,成長するにつれ扁球状になり,破断時にはそれらがつながった形状が観察された。また,寿命後半であってもボイドは発生していることが明らかになった。そして,ボイドが発生している粒界は旧オーステナイト粒界の中でも,応力方向に垂直な粒界で発生していることが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *電子回折 ,  *電子顕微鏡 ,  トモグラフィー ,  結晶粒界 ,  クリープ破断試験 ,  *空孔欠陥 ,  オーステナイト ,  形状測定 ,  三次元測定 ,  画像処理 ,  寿命予測 ,  タービン ,  回転子 ,  合金鋼
準シソーラス用語： *EBSD法

分類 (3件)： 金属の格子欠陥  (BK12030F) ,  金属材料  (HC06020Z) ,  蒸気タービン  (PB01040R)

引用文献 (11件)：

• CANE, B. J. A Method for Remaining Life Estimation by Quantitative Assessment of Creep Cavitation on Plant. 1984
• VISWANATHAN, R. A Methodology for Evaluating the Integrity of Longitudinally Seam-Welded Steam Pipes in Fossil Plants. Transaction of the ASME. Journal of Pressure Vessel Technology. 1988, 10, Issue 3, 283-291
• SAKAGUCHI, Yasuhide. Development of Non-Destructive Residual Life Evaluation Techniques for Boiler Materials. The Thermal and Nuclear Power. 1988, 39, 6, 653-664
• SHINYA, Norio. An Assessment of Creep Damage by Density Change Measurements for Cr-Mo-V Steel. Tetsu-to-Hagane. 1984, 70, 6, 573-579
• ADACHI, Yoshitaka. 3D EBSD Tomography. Bulletin of the Iron and Steel Institute of Japan. 2008, 13, 10, 28-32

タイトルに関連する用語 (7件)： 3D ,  EBSD法 ,  電子顕微鏡画像 ,  併用 ,  結晶粒界 ,  幾何形状 ,  計測