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J-GLOBAL ID:201102299484298616   整理番号:11A1053999

イネにおける光合成酸素進化の維持におけるカロチノイドイソメラーゼの役割

The role of carotenoid isomerase in maintenance of photosynthetic oxygen evolution in rice plant
著者 (4件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 457-463  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2551A  ISSN: 1672-9145  CODEN: ABBSC2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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カロチノイドイソメラーゼ(CRTISO)は,光損傷から光化学系II(PSII)を恐らくその産物ルテインによって保護すると考えられている。しかし,光防御の機構は更なる解明が待たれる。本研究において,CRTISOをコードすると報告されているイネにおける点突然変異遺伝子をマップ法によるクローニング手法によってルテイン蓄積の原因であるイネ変異体ツェルにおけるクローニングした。変異体の表現型は,相当する野生型(WT)遺伝子を形質転換させることによって回復した。光合成酸素進化の活性はツェルにおいて抑制された。PSIICP47のコア蛋白質量は,特にLHCII-PSII超複合体及びCP43フリーのPSIIにおける全てのPSII複合体において野生型よりもより少なかった。他方他のツェルのPSIICP43のコア蛋白質量は,より高度の超複合体において減少した。一方より低濃度及びPSIIモノマーにおいて増加した。免疫検出の結果,CP43,CP47及び酸素進展の外因性蛋白質PsbO及びPsbPは減少したが,ツェルにおいて反応中心蛋白質D1の量は有意な変化を示さなかった。ノーザンブロット解析の結果,CP43の転写レベルは下方制御されたが,ツェルにおけるCP47あるいはD1ではそうでなかった。加えてプラストキノン(PQ)Q_Aは,ツェルにおいて減少状態であった。以上の結果から,CRTISOはCP43の転写及びCP47の翻訳の調節において機能している可能性があり,イネにおけるPQのレドックス状態に影響することによって,酸素進化複合体の外因性の蛋白質を安定化することを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  遺伝子発現 
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