抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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浸潤性カンジダ症はカンジダ属種に起因する組織的感染症であって,非免疫性抑制性状態を有する非常に重篤な患者の死亡につながっている最も大きな原因のうちの1つである。カンジダアルビカンス以外の属に起因する浸潤性カンジダ症は,近年増加している。しかしながら,以前よりは浸潤性カンジダ症の症例の少ないカンジダアルビカンスは依然として,浸潤性カンジダ症に至る最も一般的高い病原体である。浸潤カンジダ症関連リスクファクタは以下の通りである:広域スペクトル抗菌物質の使用,カンジダ属粘膜転移増殖,内在する脈管カテーテル,非経口栄養,胃腸手術,好中球減少症,腎不全のための血液透析と免疫抑制剤の使用。カンジダ属の転移増殖強度は,浸潤性感染症の発生と,強く相関している。浸潤性カンジダ症の最終診断は,臨床症状における特異性の欠如と低陽性率の血液培養のために困難である。従って,誤診は一般的で,その結果,治療が遅くなる。予防と浸潤性カンジダ症の治療は,主に標的薬物の予防投与,経験的治療,先制療法と確立された治療法を含む。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST