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J-GLOBAL ID:201102299594500895   整理番号:11A0186039

水中の銅,水銀,及び亜鉛のシリカゾル-ゲルに封入した新規蛍光ビピリジンリガンドによる同時定量

Simultaneous determination of copper, mercury and zinc in water with a tailored fluorescent bipyridine ligand entrapped in silica sol-gel
著者 (5件):
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巻: 398  号: 7/8  ページ: 3127-3138  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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いくつかの重金属イオンは環境とヒトに対して低濃度でも非常に毒性である一方,他のいくつかは生体内で低濃度で必須であるが,高濃度では毒性である。後者の中では,銅(II)と亜鉛(II)が生体組織の代謝に大きな役割を果たす。前者の中では,水銀(II)が典型例である。本研究では,水中の銅,水銀,及び亜鉛の同時定量のための新規蛍光試薬の設計,合成,及び特性化を行った。新規蛍光試薬の設計に際し,2,2′-ビピリジンリガンドの種々の金属イオンとの錯体形成能に着目し,検出のために錯体への蛍光性機能の付与,及びシリカゾル-ゲル材料への固定化による浸出防止とセンサとしての耐久性の保証を検討した。その結果,新規蛍光性リガンドとして,4-[(E)-2-(4′-メチル-2,2′-ビピリジン-4-イル)ビニル]フェノール(BSOH)の合成に成功した。また,BSOH蛍光試薬をシリカゾル-ゲル中への封入による固定化にも成功した。このセンサによる水中の銅(II),水銀(II),及び亜鉛(II)の同時定量のために種々の条件を最適化した結果,これらの金属イオンの検出限界は,それぞれ4.7×10-7mol/L,2.9×10-7mol/L,及び9.0×10-7mol/Lであった。本研究によって確立された方法を湧水中のこれらのイオンの定量に適用した。
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分類 (1件):
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水中の汚染物質の物理分析 
引用文献 (46件):
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