抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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車体軽量化としてホットプレス材の採用が進んでいる。一方,ホットプレス化の課題のひとつは,専用となる加熱設備が高いことである。そこでホットプレス工法のコスト低減を目的に,加熱手法に着目し,従来のガス加熱手法による間接加熱方式に対し,効率的に加熱しコスト低減が期待できる直接加熱方式の開発に取り組んだ。直接加熱方式としては,直接通電手法,赤外線手法等あるが,各手法を検討した結果,電磁波による原子の振動摩擦熱により速く加熱でき,その吸収エネルギーが光源の位置に影響されにくいため,均一に加熱できる遠赤外線での加熱手法が有効であることが分かった。この遠赤外線加熱手法を用いることで,従来のガス加熱手法と同等のホットプレス材の品質を確保しつつ,配管不要なコンパクト設備及び生産効率向上により,従来のガス加熱設備費を60%低減した低コストホットプレス工法を開発した。(著者抄録)