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J-GLOBAL ID:201102299817043580   整理番号:11A1258012

Elephantopus scaber L.のデオキシエレファントピンはヒト鼻咽頭癌CNE細胞で細胞周期停止とアポトーシスを誘導する

Deoxyelephantopin from Elephantopus scaber L. induces cell-cycle arrest and apoptosis in the human nasopharyngeal cancer CNE cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 411  号:ページ: 342-347  発行年: 2011年07月29日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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漢方薬,Elephantopus scaber L.に存在する天然のセスキテルペンラクトン,デオキシエレファントピン(ESD)は,各種の培養癌細胞に対し抗癌効果を示す。しかしながら,これが癌細胞の発達をコントロールする細胞機構は,明らかでなく,特にヒト鼻咽頭癌CNE細胞では不明である。この研究では,ESDがCNE細胞増殖を阻害することを見出した。SとG2/M相での細胞周期停止も見出した。ウエスタンブロット分析は,細胞周期調節蛋白質の調節が,ESD誘導細胞周期停止に関わることを示した。それに加え,ESDはCNE細胞でアポトーシスも誘導した。ミトコンドリア機能障害は,ミトコンドリア膜電位(ΔΨm)消失,チトクロームcの転移およびBcl-2ファミリー蛋白質の調節により証明されるように,ESD誘導アポトーシスと関係することを見出した。ウエスタンブロット分析は,内因性と外因性アポトーシス経路(カスパーゼ-3,-7,-8,-9と-10)の両方が,ESD誘導アポトーシスで誘導されることを示すにも関わらず,更なる分析は,アポトーシスの誘導が,カスパーゼ独立で生じることも示した。それに加え,Akt,ERKとJNK経路が,ESD誘導細胞死に関わることを見出した。全体として,これら所見は,ESDがCNE細胞で細胞周期停止とアポトーシスを誘導する最初の証拠である。ESDは鼻咽頭癌(NPC)の治療で化学療法剤になる可能性がある。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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