抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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総務省消防庁発表による「東北地方太平洋沖地震」報に基づく累積出火件数は,4月5日現在で355件であった。地震火災は193件で発災後の2日間に集中し,全体の54%を超えていた。津波火災を除く従来型火災を対象として,地震における地震動の強さと倒壊率や出火率の関係を調査した。今回の地震の震度6強地域の倒壊率は,阪神・淡路大震災時の神戸市の値とは2桁ほど建物被害数のオーダーが小さかった。ただし,建物倒壊棟数に対する火災件数の比は,阪神・淡路大震災時の神戸市の7倍となった。