特許
J-GLOBAL ID:201103000046437008

過渡的インダクタンス計測方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村井 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-005884
公開番号(公開出願番号):特開2011-145158
出願日: 2010年01月14日
公開日(公表日): 2011年07月28日
要約:
【課題】従来の手法では実現できない精度の良い過渡的なインダクタンスの時刻歴の演算が可能な過渡的インダクタンス計測方法及び装置を提供する。【解決手段】交流信号発生器1が正弦波をコイル3及び抵抗器4に印加しているときに、コイル3にインダクタンス急減の契機を与える。第1及び第2の電圧制御型BPF6,7を通過した第1及び第2の電圧e(t),eR(t)は、第1及び第2のクリップ回路8,9によって正弦波からパルス波に変換されて位相比較器10に入力され、位相比較器10は両電圧の位相差φ(t)の時刻歴を電圧値の時刻歴として出力する。DSP11は、第1及び第2の電圧制御型BPF6,7を通過した第1及び第2の電圧e(t),eR(t)の時刻歴と、位相比較器10の出力電圧の時刻歴とに基づいてコイル3のインダクタンスL(t)の時刻歴を演算する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
交流信号発生器と、前記交流信号発生器の両端子間に直列接続されたコイル及び抵抗器とを用い、 前記交流信号発生器が前記コイル及び前記抵抗器に交流信号を印加しているときに、前記コイルにインダクタンス急減の契機を与えるステップと、 前記コイルにインダクタンス急減の契機が与えられてからの所定期間における、前記交流信号発生器の一方の出力端子及び前記コイルの接続点の電圧である第1の電圧並びに前記コイル及び前記抵抗器の接続点の電圧である第2の電圧の時刻歴を取得するステップと、 当該所定期間における前記第1及び第2の電圧の位相差の時刻歴を導出するステップと、 当該導出した位相差の時刻歴と、前記第1及び第2の電圧の前記時刻歴とに基づいて、当該所定期間における前記コイルのインダクタンスの時刻歴を演算するステップとを有する、過渡的インダクタンス計測方法。
IPC (1件):
G01R 27/26
FI (1件):
G01R27/26 L
Fターム (8件):
2G028AA01 ,  2G028BB07 ,  2G028CG06 ,  2G028DH05 ,  2G028FK01 ,  2G028FK09 ,  2G028GL02 ,  2G028GL07
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭48-099646
  • 特開平4-021375
  • 特開昭62-259414

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