特許
J-GLOBAL ID:201103000371034165

セメント系固化材の製造方法、土壌の固化処理方法、及び、固化処理土からの六価クロムの溶出量の低減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  石坂 泰紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-075064
公開番号(公開出願番号):特開2011-207952
出願日: 2010年03月29日
公開日(公表日): 2011年10月20日
要約:
【課題】高炉スラグ微粉末を原料に使用したセメント系固化材を土壌の固化処理に使用した場合であっても、固化強度を維持しつつ固化処理土からの六価クロムの溶出量を十分に低減することが可能なセメント系固化材の製造方法を提供すること。【解決手段】セメントと石膏と高炉スラグ微粉末とを混合して第1のセメント系固化材を得る第1の工程と、第1の工程におけるRS×B/Crの値に基づいて、セメント・高炉スラグ微粉末の少なくとも一部を、他のセメント・高炉スラグ微粉末に変更して混合し、RS×B/Crの値が45×104以上である第2のセメント系固化材を得る第2の工程とを有するセメント系固化材の製造方法(RS=セメント系固化材中の硫化物硫黄の含有量(mg/kg);B=高炉スラグ微粉末のブレーン比表面積(cm2/g);Cr=セメント系固化材中の六価クロムの含有量(mg/kg))。【選択図】図1
請求項(抜粋):
セメントと石膏と高炉スラグ微粉末とを混合して第1のセメント系固化材を得る第1の工程と、 前記第1の工程におけるRS×B/Crの値に基づいて、前記セメント及び/又は前記高炉スラグ微粉末の少なくとも一部を、前記セメント及び/又は前記高炉スラグ微粉末とは硫化物硫黄濃度、B及び六価クロムの含有量の少なくとも一つが異なるセメント及び/又は高炉スラグ微粉末に変更して混合し、前記RS×B/Crの値が45×104以上である第2のセメント系固化材を得る第2の工程と、 を有する、セメント系固化材の製造方法(ただし、RSはセメント系固化材中の硫化物硫黄の含有量(mg/kg)を示し、Bは高炉スラグ微粉末のブレーン比表面積(cm2/g)を示し、Crはセメント系固化材中の六価クロムの含有量(mg/kg)を示す)。
IPC (5件):
C09K 17/10 ,  C04B 7/21 ,  B09B 3/00 ,  C09K 17/06 ,  C09K 17/02
FI (5件):
C09K17/10 P ,  C04B7/21 ,  B09B3/00 301E ,  C09K17/06 P ,  C09K17/02 P
Fターム (14件):
4D004AA41 ,  4D004AB03 ,  4D004AC04 ,  4D004CA15 ,  4D004CA45 ,  4D004CB21 ,  4D004CC13 ,  4D004DA03 ,  4D004DA10 ,  4D004DA11 ,  4D004DA20 ,  4H026CA01 ,  4H026CA04 ,  4H026CA05

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