特許
J-GLOBAL ID:201103000377448417

睡眠状態測定装置およびそのためのコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 長谷川 洋 ,  中谷 智子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-236178
公開番号(公開出願番号):特開2011-083307
出願日: 2009年10月13日
公開日(公表日): 2011年04月28日
要約:
【課題】脳波分析によって、より正確な睡眠状態を判定する手段を提供する。【解決手段】脳波受信手段11で受信された脳波に対して、所定時間単位で周波数分析を行い、少なくともアルファ波、デルタ波、シグマ波およびベータ波の各周波数成分を抽出する周波数成分抽出手段12と、所定時間の単位で周波数成分抽出手段によって抽出された各々の波の1または2以上に対して、ある所定時間における各周波数成分の比率若しくは強度の値と、当該ある所定時間の前後の所定時間における各値とを含む合計n個の値を取得して、それらを大きい順に並べた際に中央に位置する値を当該ある所定時間の補正値とする補正処理を行う補正手段12と、補正処理の後に所定時間単位にて、脳波に占めるアルファ波の比率若しくは強度、脳波に占めるデルタ波の比率若しくは強度、シグマ波の比率若しくはシグマ波の強度、ベータ波の比率若しくはベータ波の強度を用い睡眠状態を判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生体から脳波を検出する脳波検出器から脳波を受信する脳波受信手段と、 受信された脳波に対して、所定時間単位で周波数分析を行い、少なくともアルファ波、デルタ波、シグマ波およびベータ波の各周波数成分を抽出する周波数成分抽出手段と、 上記所定時間の単位で上記周波数成分抽出手段によって抽出された上記少なくともアルファ波、デルタ波、シグマ波およびベータ波の1または2以上に対して、ある所定時間における上記各周波数成分の比率若しくは強度の値と、当該ある所定時間の前後の所定時間における各値とを含む合計n個の値を取得して、それらを大きい順に並べた際に中央に位置する値を当該ある所定時間の補正値とする補正処理を行う補正手段と、 上記補正処理の後に、 上記所定時間単位にて、脳波に占める上記アルファ波の比率若しくは上記アルファ波の強度が第一閾値以上か否かを判別するアルファ波判別手段と、 上記第一閾値より低いと判断された場合に、上記所定時間単位にて、脳波に占める上記デルタ波の比率若しくは上記デルタ波の強度が第二閾値以上か否かを判別するデルタ波判別手段と、 上記第二閾値より低いと判断された場合に、上記所定時間単位にて、脳波に占める上記シグマ波の比率若しくは上記シグマ波の強度が第三閾値以上か否かを判別するシグマ波判別手段と、 上記第三閾値より低いと判断された場合に、上記所定時間単位にて、脳波に占める上記ベータ波の比率若しくは上記ベータ波の強度が第四閾値以上か否かを判別するベータ波判別手段と、 上記アルファ波判別手段、上記デルタ波判別手段、上記シグマ波判別手段および上記ベータ波判別手段による各判別結果に基づいて上記所定時間単位で睡眠状態を判定する手段であって、上記アルファ波の比率若しくは強度が上記第一閾値以上の場合には覚醒状態であり、上記デルタ波の比率若しくは強度が上記第二閾値以上である場合には深い睡眠状態であり、上記シグマ波の比率若しくは強度が上記第三閾値以上である場合には浅い睡眠状態であり、上記ベータ波の比率若しくは強度が上記第四閾値以上の場合にはレム睡眠状態であると判定する睡眠状態判定手段と、 を備えることを特徴とする睡眠状態測定装置。
IPC (2件):
A61B 5/047 ,  A61B 5/16
FI (2件):
A61B5/04 322 ,  A61B5/16
Fターム (6件):
4C027AA03 ,  4C027GG03 ,  4C027GG11 ,  4C027GG15 ,  4C038PP05 ,  4C038PS03
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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