特許
J-GLOBAL ID:201103001033600933

着脱式照明具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-117196
公開番号(公開出願番号):特開2011-243536
出願日: 2010年05月21日
公開日(公表日): 2011年12月01日
要約:
【課題】 建物の内壁や天井板部等の装着板部への着脱時の作業性を向上させ、かつ装着板部などに損傷を与えないように改良した着脱式照明具を提供する。【解決手段】 ダウンライト等の照明具1であって、光源2を有する基体部3、発光面5、フランジ6を有する本体7に、回動可能に保持されるコイル状部10aと第1アーム10b、第2アーム10cを有する捩りばね10を備え、捩りばね10は装着板部20の開口21へのセット状態において、フランジ6と第1アーム10b、第2アーム10cで固定保持され、一方、セット状態から引き抜かれる際には、第1アーム10b、第2アーム10cの捩り荷重が解消されて装着板部20の開口21から照明具1が取り外されることを特徴とする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
天井板部等の所定の厚みを有する装着板部に形成された開口に嵌め込まれるように、かつ着脱可能に装着されるダウンライト等の照明具であって、 内部に光源を有する基体部と、その基体部の頂部とは反対側の端面に形成され、前記光源からの光を直接又は透光カバーを介して外部に照射する発光面と、その発光面の周囲を環状に又は不連続に取り囲むように形成され、前記基体部の端面から側方へ突出するフランジとを有する本体と、 その本体の外周面の少なくとも2箇所の均等位置において、前記発光面に沿う向きに形成された複数の支持軸部と、コイル状部を有する捩りばねの一端部及び他端部として、又はそれら一端部及び他端部からそれぞれ一体的に延びる延長部として形成され、前記支持軸部に捩りばねのコイル状部が回動可能に保持されることにより、該支持軸部の周りに回動可能に配置された第1アーム及び第2アームとを備え、 第1アームと第2アームとは、無負荷状態で鋭角状に側方に開くように交差し、かつ前記装着板部の開口に挿入する際には起立位置とされ、その起立状態では第1アームの先端部が前記本体の頂部側に、第2アームの先端部が該頂部側より前記発光面寄りに位置し、第2アームの先端部における前記本体の中心線からの距離は、第1アームの先端における同距離より大きくされ、 前記本体が前記装着板部の開口にその頂部側から挿入される過程で、第1アームの先端部は該開口を通過し、他方、第2アームは前記装着板の開口周辺の外側面に干渉して前記支持軸部の周りに捩りばねを回動させ、それにより第1アームを前記起立位置から該本体の前記発光面側へ戻るように回動させるとともに、 前記本体がなおも前記装着板部の開口の奥へ押込まれる過程で、第2アームは前記開口の中心線側へ接近するように回動しつつ該開口の内周面に押し付けられ、それに連動して第1アームがさらに前記発光面側へ前記捩りばねを捩り変形させつつ回動して前記装着板部の内側面に前記開口の奥側から押し付けられ、そのばね荷重に基づく第1アームと第2アームの相対位置が固定位置となり、その固定位置における第1アームの前記装着板部の内側面への押圧力と第2アームの前記開口の内周面への押圧力とにより、前記本体のフランジが前記装着板部の開口周辺の外側面に接触又はごく近接する照明具セット状態とされ、 その照明具セット状態から前記本体が前記装着板部の開口から引き抜かれる際には、第2アームが該開口の内周面を摺動して該開口の外側縁から開き、それに伴い第1アームが前記装着板部の内側面から離れるように前記捩りばねの捩り荷重を解消しながら前記本体の頂部側へ回動することにより、第1アームが前記起立位置側へ復帰しつつ前記開口を通過し、前記本体が前記装着板部の開口から取り外されることを特徴とする着脱式照明具。
IPC (3件):
F21S 8/02 ,  F21V 21/00 ,  F21V 29/00
FI (3件):
F21S8/02 420 ,  F21V21/00 140 ,  F21V29/00 111
Fターム (4件):
3K014AA01 ,  3K014LA01 ,  3K014LB04 ,  3K243MA01
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭55-072302
  • 埋込型器具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-032848   出願人:松下電工株式会社
  • 特開昭55-072302

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