特許
J-GLOBAL ID:201103001151930913

水中ポンプ用メカニカルシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼川 俊雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-187389
公開番号(公開出願番号):特開2002-005306
特許番号:特許第3483201号
出願日: 2000年06月22日
公開日(公表日): 2002年01月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 モータ室と油室とをシールする低圧側シールと、前記油室とインペラ室とをシールする高圧側シールとを、前記モータ室と前記インペラ室との間に形成された前記油室に並列配置し、前記両シールの各々が、基端部がインペラ軸に嵌着係止され、かつ、先端部が前記インペラ軸の軸方向に変位可能な回転側シールリングと、前記インペラ軸に遊外嵌された状態で前記油室と前記モータ室又は前記インペラ室とを仕切る隔壁に固定された固定側シールリングと、前記先端部を前記固定側シールリングに押圧接触させる付勢手段とを備えて構成されている水中ポンプ用メカニカルシールであって、前記付勢手段を、前記高圧側シールにおける前記先端部を前記固定側シールリングに押圧接触させる高圧側付勢手段と、前記低圧側シールにおける前記先端部を前記固定側シールリングに押圧接触させる低圧側付勢手段と、これら高低の両付勢手段の付勢力を互いに独立して作用させるためのリング部材とを備えるとともに、前記高圧側シールにおける回転側シールリングの基端部が、前記モータ室側に移動するのを阻止する移動阻止手段を設け、さらに、前記高圧側シールと前記低圧側シールとの間における前記インペラ軸に外嵌装着されたスナップリングにより前記インペラ軸の軸方向への移動が阻止される状態で該インペラ軸に嵌着されたリング部材を該スナップリングの前記高圧側シール側に配置することで前記移動阻止手段が構成されるとともに、前記低圧側シールの回転側シールリング先端部と前記リング部材とに亘って第1コイルバネを介装することで前記低圧側付勢手段が、かつ、前記高圧側シールの回転側シールリング先端部と前記リング部材とに亘って前記第1コイルバネのバネ定数よりも大なるバネ定数に設定されている第2コイルバネを介装することで前記高圧側付勢手段が夫々構成されている水中ポンプ用メカニカルシール。
IPC (1件):
F16J 15/34
FI (1件):
F16J 15/34 B

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