特許
J-GLOBAL ID:201103001238141346

光学式文字認識システムにおける2値化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-129654
公開番号(公開出願番号):特開2000-011089
特許番号:特許第3251918号
出願日: 1999年05月11日
公開日(公表日): 2000年01月14日
請求項(抜粋):
【請求項1】走査されたグレー・スケール像が、認識されるべきテキストを、複数の像ピクセルに対応する既知のストローク幅を有するストロークの形式で含む光学式文字認識システムにおいて、(a)分析される各ピクセルについて、そのピクセルの値と、そのピクセルの位置を中心とし前記ストローク幅に等しい半径を有する円が行線、列線、及び前記行線に対して45 ゚の角度を有する2本の線の各々と交差する位置にある2つの近隣ピクセルの値との差のいずれかが、前記グレー・スケール像のテキストと背景との強度差に対応する予め定義された相対しきい値よりも大きいという「テキスト」設定条件を満足するかどうかを検査し、もしそうであれば、前記分析される各ピクセルをテキスト・ピクセルとして決定するステップと、(b)所定のサイズを有し且つテキスト・ピクセルであると決定されたピクセルを全面的に配列された各タイルを決定し、そのタイルについて前記「テキスト」設定条件を満足させる前記差のうちの最小差を決定し、前記最小差を前記全面的に配列されるタイルの数を定義するヒストグラムの横座標として使用するとともに、前記ヒストグラムの横座標として使用される前記最小差のうち、前記ヒストグラムの支配的ローブの尾部に対応する最高の最小差を、推定される相対しきい値として選択するステップと、(c)テキスト・カーネルを検出するために少なくとも2つのピクセルに対応するレートで前記グレー・スケール像をサブサンプリングするステップであって、前記分析される各ピクセルがテキスト・ピクセルとして決定されるまで、少なくとも2つのピクセルに対応するサンプリング・レートで走査される前記グレー・スケール像の行の中のピクセルを反復して分析し、次に、ピクセルが背景ピクセルとして決定されるまで、前記行の各ピクセルを分析するステップと、(d)複数ストローク幅の側面を有し且つ前記テキスト・カーネルを含むタイルでのみ、前記タイル内で推定された絶対しきい値を前記タイルの各々で使用することによって、像ピクセルを2値化するステップとを含む、2値化方法。
IPC (1件):
G06K 9/38
FI (1件):
G06K 9/38 C

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