特許
J-GLOBAL ID:201103001434853761

再生可能供給原料からの輸送燃料の製造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 小野 新次郎 ,  社本 一夫 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  中田 尚志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-500884
公開番号(公開出願番号):特表2011-515539
出願日: 2009年03月16日
公開日(公表日): 2011年05月19日
要約:
再生可能供給原料(例えば、植物油や動物油)からディーゼル燃料沸点範囲生成物と航空燃料沸点範囲生成物を製造するための方法が開発された。その製造方法は、再生可能供給原料を水素化と脱酸素(4)によって処理して炭化水素フラクション(12)を得ることを含み、次いでこの炭化水素フラクションを異性化し、選択的にクラッキングして(12)、ディーゼル燃料沸点範囲生成物(46)と航空燃料沸点範囲生成物(45)を形成させる。ディーゼル燃料沸点範囲生成物(46)、航空燃料沸点範囲生成物(45)、ナフサ生成物(52)、LPG(50)、またはこれらの任意の組み合わせ物の一部を、必要に応じて選択的高温高圧水素ストリッパー(8)のおける精留剤として使用して、ストリッパーオーバーヘッド(14)中に移送される生成物を減少させることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
a)再生可能供給原料を第1の反応ゾーンにおいて、水素が存在する反応条件にて触媒を使用して水素化および脱酸素することによって処理して、水素、水、二酸化炭素、ならびにディーゼル燃料沸点範囲のパラフィンと航空燃料沸点範囲のパラフィンとを含む炭化水素フラクション、を含む第1の反応ゾーンの生成物流れを得ること; b)高温高圧水素ストリッパーにおいて、第1の反応ゾーンの生成物流れから、水素、水、および二酸化炭素の少なくとも一部を含む気体流れを、少なくともパラフィンを含む残部流れから選択的に分離すること; c)残部流れを、異性化・選択的クラッキング条件にて異性化・選択的水素化分解触媒と接触するよう第2の反応ゾーンに導入して、パラフィンの少なくとも一部を選択的に水素化分解し、そしてパラフィンの少なくとも一部を異性化して、分岐パラフィン高含量流れを生成させること; d)分岐パラフィン高含量流れと気体流れを冷却し、少なくとも水素と二酸化炭素を含む気体成分を液体炭化水素成分と水成分から分離すること;および e)液体炭化水素成分を、オーバーヘッド流れ、ディーゼル燃料沸点範囲生成物、および航空燃料沸点範囲生成物に分けること; を含む、再生可能供給原料からディーゼル燃料沸点範囲生成物と航空燃料沸点範囲生成物を製造する方法。
IPC (5件):
C10G 3/00 ,  C10G 45/58 ,  C10G 47/00 ,  C10L 1/08 ,  C10L 1/00
FI (5件):
C10G3/00 ,  C10G45/58 ,  C10G47/00 ,  C10L1/08 ,  C10L1/00
Fターム (12件):
4H013AA01 ,  4H129AA03 ,  4H129BA03 ,  4H129BB05 ,  4H129CA13 ,  4H129DA21 ,  4H129KA08 ,  4H129KA12 ,  4H129KB03 ,  4H129LA02 ,  4H129NA07 ,  4H129NA23

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