特許
J-GLOBAL ID:201103001509973083
燃料電池
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-263831
公開番号(公開出願番号):特開2011-108547
出願日: 2009年11月19日
公開日(公表日): 2011年06月02日
要約:
【課題】燃料電池内部における親水性を調整して、燃料電池の排水性を向上させ、発電性能を向上させる技術を提供する。【解決手段】燃料電池は、電極面に反応ガス行き渡らせるためのガス拡散部材と、ガス拡散部材の外側に配置されるセパレータとを備える。ガス拡散部材の流路壁面とセパレータの外表面とは親水被膜によって構成されている。ガス拡散部材とセパレータの基材表面には、セパレータの親水性の方がガス拡散部材の親水性よりも高くなるように、親水被膜に親水性を向上させるための原子を含有させる第1の親水性調整加工、または、親水被膜に被覆される前の面の形状を変形させて親水性を向上させる第2の親水性調整加工が施されている。また、セパレータの外表面とガス拡散部材の流路壁面とは、水の接触角が40°以下である。【選択図】図5
請求項(抜粋):
燃料電池であって、
電解質膜の両面に電極が配置された膜電極接合体と、
膜電極接合体の電極面に配置され、反応ガスを前記電極面に行き渡らせるためのガス拡散部材と、
前記膜電極接合体と前記ガス拡散部材とを狭持するセパレータと、
を備え、
前記ガス拡散部材は、前記電極面へと前記反応ガスを誘導するための壁面であって、前記ガス拡散部材の基材の表面に形成された第1の親水被膜によって構成された第1の流路壁面を有しており、
前記セパレータは、前記反応ガスを供給側から排出側へと誘導するための前記ガス拡散部材側の壁面であって、前記セパレータの基材の表面に形成された第2の親水被膜によって構成された第2の流路壁面を有しており、
前記第1と第2の流路壁面は、前記第2の流路壁面の親水性の方が前記第1の流路壁面の親水性よりも高くなるように、
前記第1または第2の親水被膜に親水性を向上させるための原子を含有させて、前記第1または第2の親水被膜の親水性を向上させる第1の親水性調整加工、または、
前記ガス拡散部材または前記セパレータの基材の表面の形状を変形させて前記第1または第2の流路壁面における親水性を向上させる第2の親水性調整加工が施されており、
前記第1と第2の流路壁面における水の接触角は、40°以下である、燃料電池。
IPC (3件):
H01M 8/02
, H01M 8/10
, H01M 4/96
FI (6件):
H01M8/02 R
, H01M8/02 B
, H01M8/10
, H01M4/96 B
, H01M4/96 M
, H01M8/02 E
Fターム (14件):
5H018AA06
, 5H018BB08
, 5H018BB16
, 5H018CC06
, 5H018EE05
, 5H018HH03
, 5H026AA06
, 5H026BB02
, 5H026BB04
, 5H026BB10
, 5H026CX04
, 5H026EE05
, 5H026HH00
, 5H026HH03
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