特許
J-GLOBAL ID:201103001740793462

二酸化硫黄製造における三酸化硫黄吸収除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 岸本 瑛之助 ,  岸本 守一 ,  渡邊 彰 ,  日比 紀彦 ,  清末 康子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-018291
公開番号(公開出願番号):特開2000-219504
特許番号:特許第3890458号
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年08月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 硫黄燃焼炉から来るSO2とSO3の混合ガスを充填層式スクラバーに導いて、循環する硫酸に接触させ、SO3を硫酸に吸収除去させてSO2を得るに当たり、同スクラバーを、主にSO2ガス冷却のための上段充填層(4a)と、主にSO3除去のための下段充填層(4b)から構成して、上段充填層(4a)には30°C〜40°Cの温度で低温硫酸を、下段充填層(4b)には70°C〜90°Cの温度で高温硫酸を、それぞれ循環させ、上段充填層(4a)へ供給された低温の硫酸は、同充填層(4a)を流下し、SO2ガスとの熱交換によって若干温度上昇をきたした後、下段充填層(4b)へ入り、ここへ供給された高温硫酸と合流して下段充填層(4b)を流下し、主に下段充填層(4b)において、同層を流下する硫酸と混合ガスとが接触することにより混合ガス中のSO3が硫酸に吸収除去され、この硫酸は塔底から流出し、下段充填層(4b)を流下する硫酸の温度は下段充填層(4b)上部においては上段充填層(4a)から流下してくる低温硫酸との合流混合により比較的低温であるが、高温の混合ガスとの熱交換、およびSO3吸収により徐々に上昇し、下段充填層(4b)下部においてはSO3吸収除去に適した温度となり、次いで、SO3吸収・除去後に残ったSO2は上段充填層(4a)において低温の硫酸と接触することにより要求される温度まで冷却され、精製SO2ガスとされることを特徴とする、二酸化硫黄製造における三酸化硫黄吸収除去方法。
IPC (2件):
C01B 17/56 ( 200 6.01) ,  B01D 53/18 ( 200 6.01)
FI (2件):
C01B 17/56 A ,  B01D 53/18 C
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭54-025263
  • 特開昭59-003009
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-025263
  • 特開昭59-003009

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