特許
J-GLOBAL ID:201103001939656537

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-278428
公開番号(公開出願番号):特開2011-122839
出願日: 2009年12月08日
公開日(公表日): 2011年06月23日
要約:
【課題】受信信号における偏波チャネル間のコヒーレンスが低下した場合であっても、低い演算負荷で高精度に目標を検出することができるレーダ装置を得る。【解決手段】異なる偏波特性を有する2つのアンテナ4、5と、パルス信号をアンテナ4、5の一方に複数回連続して出力した後、他方に複数回連続して出力する偏波切り換え器2と、受信信号のドップラースペクトルを算出するドップラー処理手段10と、平均電力レンジ・ドップラーマップを生成する平均電力算出手段11と、平均全電力レンジ・ドップラーマップを生成する平均全電力算出手段12と、各注目セルの電力値を参照セルの平均電力で正規化するCFAR手段13と、電力値が閾値を超えるセルを検出する閾値処理手段14と、検出されたセルについての電力比を算出する電力比算出手段15と、電力比に基づいて、クラッタと目標との判別処理を実行する判別処理手段16とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いに異なる偏波特性を有し、発振器で生成されたパルス信号を空間に放射するとともに、観測対象で散乱された散乱波を受信信号として受信する2つのアンテナと、 前記発振器と前記アンテナとの間に設けられ、前記パルス信号を、前記アンテナの一方に複数回連続して出力した後、前記アンテナの他方に複数回連続して出力する偏波切り換え器と、 各レンジセルについて前記受信信号をFFT処理することにより、レンジセル毎のドップラースペクトルを算出するドップラー処理手段と、 各偏波チャネルについて、複数フレーム分の前記レンジ・ドップラーマップの平均電力を算出して、平均電力レンジ・ドップラーマップを生成する平均電力算出手段と、 各分解能セルについて、前記平均電力レンジ・ドップラーマップの総和を算出して、平均全電力レンジ・ドップラーマップを生成する平均全電力算出手段と、 前記平均全電力レンジ・ドップラーマップに対して、各注目セルの電力値を、それぞれに対応する参照セルの平均電力で正規化するCFAR手段と、 前記参照セルの平均電力で正規化された電力値を、あらかじめ設定された閾値と比較することにより、前記閾値を超える電力値を有するセルを検出する閾値処理手段と、 前記閾値処理手段で検出されたセルについて、交差偏波対VV偏波電力比およびHH偏波対VV偏波電力比を算出する電力比算出手段と、 前記交差偏波対VV偏波電力比および前記HH偏波対VV偏波電力比に基づいて、クラッタと目標との判別処理を実行する判別処理手段と、 を備えたことを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/534 ,  G01S 7/32
FI (2件):
G01S13/534 ,  G01S7/32 C
Fターム (14件):
5J070AB01 ,  5J070AC01 ,  5J070AC02 ,  5J070AD01 ,  5J070AD05 ,  5J070AD15 ,  5J070AD16 ,  5J070AD17 ,  5J070AF06 ,  5J070AH12 ,  5J070AH14 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070BA01

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