特許
J-GLOBAL ID:201103002039159410

光反射記憶媒体利用の光サーボ制御装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平1-087844
公開番号(公開出願番号):特開平2-014436
特許番号:特許第2559843号
出願日: 1989年04月06日
公開日(公表日): 1990年01月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】ディスク媒体(16)にデータを磁気記録し、前記ディスク媒体(16)に関連する磁気ヘッド(15)を光学的なサーボにより位置決めするサーボ位置決めシステムであって、円形のディスク媒体(16)であって、光に対する第1レベルの反射率を有する磁気記録材料のコーティングと、前記磁気記録材料のコーティングを複数の同中心の環状磁気記録領域(26)に分割する複数の等間隔かつ図中心の消去できない環状溝(28)とを含む少なくとも1つの平面を有しており、前記環状溝(28)の各々は、前記第1レベルの反射率よりも実質的に小さい単一の第2レベルの反射率を有することにより、前記同中心の環状磁気記録領域(26)と前記環状溝(28)を含む領域との間の各々に光学的なコントラストが存在し、前記ディスク媒体(16)上に整数個の半径方向の位置を光学的に指令することができる、前記円形のディスク媒体(16)と、光ヘッド(10)であって、前記複数の同中心の環状磁気記録領域(26)と前記環状溝(28)との位置を照射する光源(12)と、前記ディスク媒体(16)に対して相対的に半径方向にずらされた第1と第2の隣接する位置に置かれ、前記複数の同中心の環状磁気記録領域(26)と前記環状溝(28)との組み合わせから前記光源(12)の反射光(32)を入射する第1の対の光検出器AとB(52)であって、前記第1の位置は、前記複数の同中心の環状磁気記録領域(26)の1つから反射光(32)を入射し、前記第2の位置は、前記1つの磁気記録領域に隣接する前記環状溝(28)の1つから反射光(32)を入射し、前記ディスク媒体(16)の前記光ヘッド(10)に対する相対的な半径方向の位置によってはその逆となる、前記第1の対の光検出器AとB(52)と、前記第1の対の光検出器AとBの前記第1と第2の位置に近接する第3と第4の隣接する位置に置かれ、前記ディスク媒体(16)に対して相対的に半径方向にずらされ、前記複数の同中心の環状磁気記録領域(26)と前記環状溝(28)との組み合わせから前記光源(12)の反射光(32)を入射する第2の対の光検出器CとD(52)であって、前記第3の位置は、前記複数の同中心の環状磁気記録領域(26)の1つから反射光(32)を入射し、前記第4の位置は、前記1つの磁気記録領域に隣接する前記環状溝(28)の1つから反射光(32)を入射し、前記ディスク媒体(16)の前記光ヘッド(10)に対する相対的な半径方向の位置によってはその逆となる、前記第2の対の光検出器CとD(52)と、を含む前記光ヘッド(10)と、を含み、前記光検出器A〜D(52)は、それらの出力信号レベル(64と66)の各々が前記ディスク媒体(16)が光ヘッド(10)に対し相対的に半径方向に動くにつれてほぼ逆方向の大きさに変化するような相対位置の組み合わせと光学的応答パターン特性を有しており、前記2つの出力信号レベル(64と66)のどちらが他方の出力信号レベルより進んでいるかまたは遅れているかを比較することによって相対的な内側または外側の半径方向の位置が判定できるとともに、各々からの最大応答が前記光ヘッド(10)の前記ディスク媒体(16)に対する第3及び第4の半径方向の位置においてそれぞれ出力される場合に、前記出力信号(64と66)が半径方向の位置に対する信号出力レベルにおいて略135 ゚の位相関係を有する様に前記第3及び第4の位置が互いに半径方向にずらされており、前記光学的応答パターン特性が、それらの個々の光検出器の応答を、隣接する溝(28)の間の距離dを越えない半径方向の幅に制限し、1つの光検出器(52)が同時に最大限1つの溝(28)を検出することができる。前記サーボ位置決めシステム。
IPC (1件):
G11B 21/10
FI (1件):
G11B 21/10 M 8425-5D
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭52-042743
  • 特開昭57-015234
  • 特開昭52-124312
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