特許
J-GLOBAL ID:201103002461300606

ディスク駆動サーボフライヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-045005
公開番号(公開出願番号):特開平1-311411
出願日: 1989年02月23日
公開日(公表日): 1989年12月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】ノイズ低減手段を有するディスク駆動サーボフライヤであって、該フライヤの長さに沿って延びている一対の隔置されたスキーを有し、各該スキーは磁気サーボディスクの表面により近く隣接して飛走するための空気ベアリング表面を有し、また、各該スキーに1つづつ取り付けられるようにして前記フライヤの一端部に装架された一対の薄膜トランスジューサを有し、この薄膜トランスジューサの各々はコイルを備え、このコイルの各々は、それぞれの磁気データディスク上で近くのデータ読み取り及び書き込みヘッドが書き込んでいる間にこのヘッドから発生される電気的ノイズが前記一対のコイルにほぼ等しく且つ反対の信号を誘導するような方向に、他方のコイルに対して巻かれており、更に、それぞれのコイル端において各端コイルに接続されている一対のリードと、前記フライヤに対して外部の回路に相互接続するための一対のパッドとを有し、各該コイルの各該リードはそれぞれのパッドに対して、各該コイルのそれぞれのリードがそれぞれのパッドを通って相互接続されるように、接続されていて、1つのスキーのコイルは1つの方向に巻かれ且つ他のスキーのコイルは反対方向に巻かれている両コイルの連続する回路を形成しており、一方の薄膜トランスジューサ中に周囲のノイズによって誘導される電流の大きさが、他方の薄膜トランスジューサ中に誘導される電流の大きさとほぼ等しく且つ電流の方向が反対であるようにされており、各該薄膜トランスジューサは更にそれぞれの前記スキーの前記空気ベアリング表面に向かって延びている一対の極先端を有する磁束伝導コアを有し、前記一方の薄膜トランスジューサの極先端はそのスキーの空気ベアリング表面から十分に遠く隔置されていて、周囲のノイズレベルよりも実質的に大きなレベルの信号でこのスキーに隣接する前記サーボディスクから磁束を検出することができないようにされていて、これにより前記サーボディスクからデータを読み取るために前記一方のトランスジューサを不活性ならしめるようにされており、前記他方の薄膜トランスジューサの極先端はそのスキーの空気ベアリング表面まで延びていて、周囲のノイズレベルを含み且つそれよりも実質的に大きい信号レベルでこのスキーに隣接する前記サーボディスクから磁束を検出することができるようにされていて、これにより前記サーボディスクからデータを読み取るために前記他方のトランスジューサを活性化ならしめるようになされており、もって、データ読み取り及び書き込みヘッドに近接して前記サーボフライヤがディスク・プラッタ組立体の中央に配置され得、該サーボフライヤは、また、そのデータ読み取り及び書き込みヘッドが前記磁気データディスク上に書き込んでいる時このヘッドによって作られるノイズによって実質的に影響されることなくされ、しかも前記の活性化された薄膜トランスジューサによってサーボデータ表面上の1つのトラックのみからサーボデータを読み取るようになっていることを特徴とするサーボフライヤ。
IPC (2件):
G11B 5/31 L 7247-5D ,  G11B 5/60 Z 9197-5D

前のページに戻る