特許
J-GLOBAL ID:201103002472621102

ブラインド締結具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 曾我 道治 ,  池谷 豊 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  望月 孜郎 ,  梶並 順 ,  白石 泰三
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-588520
特許番号:特許第4114908号
出願日: 1999年11月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ピン(11)と、スリーブ(21)と、取付部材(32)とを含み、加工物の開口に挿通されるブラインド締結具であって、 前記ピン(11)は、前記スリーブ(21)の内部に延在して、前記スリーブの第一端部(24)または第一端部付近で前記スリーブに係合し、 前記スリーブの他端部は、半径方向拡大頭部(25)を有しており、 前記スリーブは一体部材であり、前記第一端部に近接した側に半径方向拡張可能部分を有し、 前記取付部材(32)は、前記スリーブの前記頭部(25)に隣接して、半径方向に前記頭部(25)を越えて突出しており、前記ピン(11)は、前記取付部材(32)を越えて延出しており、 前記スリーブの前記頭部(25)に、前記取付部材(32)が当接する脆弱部分(28)が設けられており、 前記スリーブ(21)を加工物の開口に挿入し、前記スリーブ(21)の前記拡張可能部分が該加工物のブラインド面すなわち遠位面を越える位置まで突出し、前記スリーブの前記頭部(25)が前記加工物の近接面に当接し、また、前記取付部材(32)が前記スリーブの前記頭部の前記脆弱部分(28)に当接した状態にある時、前記取付部材(32)は前記加工物の近接面から間隔を置いた位置にあり、 それにより、前記取付部材(32)を越えて延出している前記ピン(11)の部分に漸増引張り力を加え、該引張り力が前記取付部材(32)によって支持されることによって、前記スリーブ(21)の、前記頭部と前記ピン(11)に係合する部分との間に軸方向圧縮力が加わる時、前記脆弱部分(28)は最初、前記スリーブ(21)の前記半径方向拡張可能部分を半径方向に拡張させて、前記加工物の遠位面に当接したブラインドヘッドを形成することができる力に耐えるが、その後、前記脆弱部分(28)が破断し、それによって軸方向圧縮力が前記スリーブ(21)から除去されて、前記取付部材(32)が前記ピン(11)に沿って前記加工物の近接面に当接する位置へ移動し、これによって、前記ブラインドヘッドおよび前記取付部材(32)間で前記加工物に圧縮力を加えることができ、その後、前記取付部材を前記ピン(11)に固定することができるようにしたブラインド締結具。
IPC (1件):
F16B 19/10 ( 200 6.01)
FI (1件):
F16B 19/10 F
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭50-140755
審査官引用 (1件)
  • 特開昭50-140755

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