特許
J-GLOBAL ID:201103002646253639

アンジオテンシン変換酵素阻害活性又は血圧降下作用を有する剤及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 一 ,  蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-031140
公開番号(公開出願番号):特開2011-102327
出願日: 2011年02月16日
公開日(公表日): 2011年05月26日
要約:
【課題】生体内での酵素分解作用を最小限に抑えた生体内非分解性ペプチド等のペプチド及び遊離アミノ酸を含むACE阻害活性又は血圧降下作用を示す剤及びその製造法を提供すること。【解決手段】本発明の剤は、特定方法により、獣乳カゼインを平均鎖長がアミノ酸残基数として2.1以下に加水分解して得た、遊離アミノ酸及びXaa Pro及びXaa Pro Pro等の生体内非分解性ペプチドを特定割合で含有するカゼイン加水分解物を有効成分とし、ACE阻害活性又は血圧降下作用を示す剤として有用である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
獣乳カゼインを、アスペルギルス・オリゼー由来の菌体外酵素であり、Pro Xaaを切断可能なペプチダーゼと、ロイシンアミノペプチダーゼと、中性プロテアーゼI及び/又は中性プロテアーゼIIとを含む酵素群を用いて、平均鎖長がアミノ酸残基数として2.1以下に加水分解する工程(A)を含む方法により得た、遊離アミノ酸及びペプチドを含むカゼイン加水分解物を含む、アンジオテンシン変換酵素阻害活性又は血圧降下作用を有する剤であって、 前記ペプチドとして、Xaa Pro配列を有するジペプチド及びXaa Pro Pro配列を有するトリペプチドからなる生体内非分解性ペプチドを含み、且つXaa Pro配列を有するジペプチドの含有割合が分解物中のペプチド及び遊離アミノ酸の合計に対して5重量%以上であり、Ser Pro Proを含むXaa Pro Pro配列を有するトリペプチドの含有割合が分解物中のペプチド及び遊離アミノ酸の合計に対して1重量%以上であるカゼイン加水分解物を有効成分として含む、を含む、アンジオテンシン変換酵素阻害活性又は血圧降下作用を有する剤。
IPC (3件):
A61K 38/00 ,  A61P 43/00 ,  A61P 9/12
FI (3件):
A61K37/18 ,  A61P43/00 116 ,  A61P9/12
Fターム (24件):
4C084AA02 ,  4C084AA03 ,  4C084AA06 ,  4C084BA01 ,  4C084BA02 ,  4C084BA08 ,  4C084BA14 ,  4C084BA15 ,  4C084BA43 ,  4C084CA20 ,  4C084CA38 ,  4C084MA52 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA422 ,  4C084ZC172 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA11 ,  4H045BA12 ,  4H045BA13 ,  4H045CA43 ,  4H045DA57 ,  4H045EA23 ,  4H045FA70
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る