特許
J-GLOBAL ID:201103002795731691
平滑末端を有する5’三リン酸オリゴヌクレオチドおよびその使用
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (12件):
清水 初志
, 春名 雅夫
, 山口 裕孝
, 刑部 俊
, 井上 隆一
, 佐藤 利光
, 新見 浩一
, 小林 智彦
, 渡邉 伸一
, 大関 雅人
, 五十嵐 義弘
, 川本 和弥
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-509895
公開番号(公開出願番号):特表2011-522526
出願日: 2009年05月20日
公開日(公表日): 2011年08月04日
要約:
本発明は、RIG-Iを発現する細胞においてRIG-Iを活性化できる、かつ抗ウイルス応答、特に、IFN応答を誘導できるオリゴヌクレオチドを提供する。本発明はさらに、RIG-Iを活性化できる、かつ標的遺伝子抑制活性を有するオリゴヌクレオチドを提供する。本発明のオリゴヌクレオチドは、少なくとも19 bp、好ましくは少なくとも21 bpの二本鎖の部分と、少なくとも一つの5'三リン酸と、5'三リン酸を持つ少なくとも一つの平滑末端とを有する。本発明はさらに、インビトロでおよびインビボで抗ウイルス応答、特に、IFN応答を誘導するための該オリゴヌクレオチドの使用を提供する。本発明はさらに、感染、腫瘍/がんおよび免疫障害などの疾患または状態を予防および/または処置するための該オリゴヌクレオチドの使用を提供する。
請求項(抜粋):
本質的に均質なオリゴヌクレオチドの集団を含むオリゴヌクレオチド調製物であって、
該オリゴヌクレオチドが少なくとも一つの平滑末端を有し、
該オリゴヌクレオチドが該平滑末端の5'末端に少なくとも1個、好ましくは少なくとも3個、より好ましくは少なくとも6個のリボヌクレオチドを含み、
該平滑末端が、最も5'側のリボヌクレオチドに付着した5'三リン酸を持ち、この5'三リン酸にはいずれのキャップ構造もなく、
該平滑末端が完全に二本鎖の部分の末端であり、この完全に二本鎖の部分は長さが少なくとも19塩基対、好ましくは少なくとも21塩基対、より好ましくは少なくとも24塩基対である、
オリゴヌクレオチド調製物。
IPC (13件):
C12N 15/09
, C12N 15/115
, C12N 15/117
, A61K 48/00
, A61K 45/00
, A61K 31/203
, A61K 38/21
, A61P 31/04
, A61P 31/14
, A61P 35/00
, A61P 37/00
, A61P 43/00
, A61K 31/708
FI (13件):
C12N15/00 A
, C12N15/00 H
, C12N15/00 J
, A61K48/00
, A61K45/00
, A61K31/203
, A61K37/66 G
, A61P31/04
, A61P31/14
, A61P35/00
, A61P37/00
, A61P43/00 121
, A61K31/7088
Fターム (39件):
4B024AA01
, 4B024BA80
, 4B024CA11
, 4B024DA02
, 4B024HA17
, 4C084AA13
, 4C084AA19
, 4C084BA44
, 4C084DA22
, 4C084DA23
, 4C084DA27
, 4C084MA02
, 4C084NA05
, 4C084NA14
, 4C084ZB032
, 4C084ZB261
, 4C084ZB321
, 4C084ZB331
, 4C084ZC751
, 4C086AA01
, 4C086EA16
, 4C086MA02
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZB03
, 4C086ZB26
, 4C086ZB33
, 4C086ZB35
, 4C086ZC75
, 4C206AA01
, 4C206DA12
, 4C206MA02
, 4C206MA04
, 4C206NA05
, 4C206ZB03
, 4C206ZB26
, 4C206ZB32
, 4C206ZB33
, 4C206ZC75
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
-
Antiviral Therapy, 20080101, Vol. 13, No. 1, p. 109-114
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