特許
J-GLOBAL ID:201103003100345423

スピンドルモータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-292174
公開番号(公開出願番号):特開2002-101611
特許番号:特許第3696492号
出願日: 2000年09月26日
公開日(公表日): 2002年04月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】円形開口を有するベース部材と、該ベース部材の円形開口内に立設される中空状のスリーブと、該スリーブ内に回転自在に遊挿されるシャフトと、該シャフトと一体的に構成された円形の天板と該天板の外周縁から垂下される円筒壁とからなるカップ状のロータハブと、を備えてなるスピンドルモータにおいて、前記スリーブの上端面と前記ロータハブの天板の底面とは、毛細管現象によって導電性を有するオイルが保持される微小間隙を介して対向するとともに、前記スリーブの上端面及びロータハブの天板の底面の少なくともいずれか一方には、ロータハブの回転時に該オイルを半径方向内方にポンピングする動圧発生用溝が設けられてスラスト軸受部が形成され、前記スリーブの内周面と前記シャフトの外周面とは、毛細管現象によって導電性を有するオイルが保持される微小間隙を介して対向するとともに、前記スリーブの内周面及びシャフトの外周面の少なくともいずれか一方には、ロータハブの回転時に該オイルを軸線方向外方にポンピングする動圧発生用溝が軸線方向に離間して設けられて一対のラジアル軸受部が形成され、前記一対のラジアル軸受部の間には、軸受部よりも大な間隙寸法を有し且つ外気に連通して空気が保持される気体介在部が形成され、また前記一対のラジアル軸受部は、該気体介在部の上部及び下部にそれぞれ位置しており、前記シャフトの自由端部には、前記スリーブの内周面よりも大径なリング状部材が装着され、また前記スリーブには該リング状部材に対応して環状の段部が形成されており、これらが相互に嵌り合うことで前記シャフト及びロータハブの抜止機構が構成され、前記円形開口のベース部材の底面側には、前記円形開口が半径方向外方に拡大する段部が形成されるよう、環状の切欠が設けられており、また前記円形開口は、該円形開口の径よりも大で且つ前記切欠の外径よりも小な径を有する円板状のシールキャップによって閉塞され、前記スリーブの下端面には、該スリーブを半径方向に貫通する凹溝が形成され、該凹溝と前記シールキャップとは協働して外気に連通する連通孔を形成するとともに、前記シールキャップは、前記スリーブの下端面及び前記切欠に対して導電性粘着剤によって貼着されていることを特徴とするスピンドルモータ。
IPC (6件):
H02K 7/08 ,  F16C 17/10 ,  F16C 33/10 ,  G11B 19/20 ,  H02K 5/16 ,  H02K 29/00
FI (6件):
H02K 7/08 A ,  F16C 17/10 A ,  F16C 33/10 Z ,  G11B 19/20 E ,  H02K 5/16 Z ,  H02K 29/00 Z

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