特許
J-GLOBAL ID:201103004190202568

リチウム電池用の二硫化鉄含有カソードの作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 勝沼 宏仁 ,  中村 行孝 ,  横田 修孝 ,  伊藤 武泰
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-510641
公開番号(公開出願番号):特表2011-521430
出願日: 2009年05月19日
公開日(公表日): 2011年07月21日
要約:
リチウム又はリチウム合金を含むアノードと、二硫化鉄(FeS2)又は二硫化鉄(FeS2)と硫化鉄(FeS)との混合物を含むカソードと、導電性炭素粒子とを有する一次電池。カソードスラリーは、FeS2又はFeS2+FeS粉末、導電性炭素、結合剤、及び溶媒を含んで作製される。結合剤は、好ましくはスチレン-エチレン/ブチレン-スチレン(SEBS)ブロックコポリマーである。カソードスラリーを形成するための、ヒドロナフタレン溶媒の使用における利点が発見されている。好ましい溶媒は、1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン又はデカヒドロナフタレン、及びこれらの混合物である。このスラリー混合物を導電性基材の上にコーティングして、溶媒を蒸発させると、乾燥カソードコーティングが基材上に残る。より高い乾燥温度を使用することができ、クラックに耐性を有する乾燥カソードコーティングが得られる。アノード及びカソードは、それらの間のセパレータと共に螺旋状に巻き付けられ、電池ケーシング内に挿入された後、電解質が添加される。
請求項(抜粋):
リチウム金属及びリチウム合金のうちの少なくとも1つを含むアノードと、二硫化鉄(FeS2)を含むカソードとを有する電池のためのカソードを作製する方法であって、 a)二硫化鉄(FeS2)粉末、導電性炭素、結合剤材料、及び溶媒を混合して、カソードスラリー混合物を製造する工程であって、前記結合剤材料はスチレン-エチレン/ブチレン-スチレン(SEBS)ブロックコポリマーを含み、前記溶媒はヒドロナフタレン化合物を含む、工程と、 b)前記カソードスラリーを基材の少なくとも一方の面上にコーティングして、湿式カソード複合体シートを製造する工程と、 c)前記湿式カソード複合体シートをオーブンに通過させて前記溶媒を蒸発させることにより、前記基材の少なくとも一方の面上に乾燥カソードコーティングを含む乾燥カソード複合体シートを製造する工程と、 を含む、方法。
IPC (7件):
H01M 4/08 ,  H01M 4/62 ,  H01M 4/36 ,  H01M 4/58 ,  H01M 6/16 ,  H01M 4/64 ,  H01M 4/06
FI (7件):
H01M4/08 K ,  H01M4/62 Z ,  H01M4/36 E ,  H01M4/58 101 ,  H01M6/16 Z ,  H01M4/64 A ,  H01M4/06 K
Fターム (24件):
5H017AA03 ,  5H017CC03 ,  5H017EE04 ,  5H017EE05 ,  5H024AA07 ,  5H024AA12 ,  5H024BB02 ,  5H024BB08 ,  5H024CC02 ,  5H024CC12 ,  5H024FF11 ,  5H024HH04 ,  5H050AA01 ,  5H050BA06 ,  5H050CA11 ,  5H050CB12 ,  5H050DA10 ,  5H050DA11 ,  5H050EA23 ,  5H050FA05 ,  5H050GA02 ,  5H050GA22 ,  5H050HA16 ,  5H050HA18

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