特許
J-GLOBAL ID:201103004802089278

アレーアンテナの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-190208
特許番号:特許第2974659号
出願日: 1998年07月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 所定の配置形状で近接して並置された所定の複数N個のアンテナ素子からなるアレーアンテナを制御するためのアレーアンテナの制御装置において、上記アレーアンテナの各アンテナ素子でそれぞれ受信された複数N個の受信信号を複数N個のディジタル受信信号にA/D変換して出力する変換手段と、上記複数N個のアンテナ素子に対応して複数N個設けられ、上記変換手段から出力される複数N個のディジタル受信信号をそれぞれ複数M個の所定のサブバンドに帯域分割した後所定のダウンサンプリングレートでダウンサンプリングして出力する分析フィルタ手段と、上記複数M個のサブバンドに対応して複数M個設けられ、上記分析フィルタ手段から出力される複数N個の信号をそれぞれ所定の各N個の荷重係数で乗算した後加算して出力する荷重係数加算手段と、上記複数M個の荷重係数加算手段から出力される各信号をそれぞれ所定のアップサンプリングレートでアップサンプリングした後、各2個のサブバンド毎に帯域通過ろ波しかつ帯域合成した後加算して受信信号として出力する合成フィルタ手段と、上記複数M個の荷重係数加算手段から出力される各N個の信号と、上記複数N個の分析フィルタ手段から出力される各M個の信号と、所定の参照信号とに基づいて、上記参照信号と上記荷重係数加算手段からの対応する各M個の信号との誤差が最小となるように、上記各(M×N)個の荷重係数を決定して制御設定する荷重係数制御手段とを備え、上記各分析フィルタ手段と上記合成フィルタ手段との組み合わせは、近似的な完全再構成条件を満たすQMFフィルタバンクであり、上記各分析フィルタ手段は、互いに異なる通過帯域を有する複数M個の第1の帯域通過フィルタと、M/2のダウンサンプリングレートを有する複数M個のダウンサンプラとを備え、上記各分析フィルタ手段によって帯域ろ波される全帯域をより低い第1の帯域とより高い第2の帯域とに2分割したときに、上記第1の帯域の各サブバンドをそれぞれ上記第2の帯域の各サブバンドに周波数の順序で対応させ、上記合成フィルタ手段は、上記複数M個の荷重係数加算手段から出力される各信号をそれぞれM/2のアップサンプリングレートでアップサンプリングして出力する複数M個のアップサンプラと、上記第1の帯域の各サブバンドをそれぞれ上記第2の帯域の各サブバンドに周波数の順序で対応させたときの、対応する各2個のサブバンド毎の上記アップサンプラからの信号をそれぞれ帯域通過ろ波しかつ帯域合成する複数M/2個の第2の帯域通過フィルタと、上記複数M個の第2の帯域通過フィルタからの複数M/2個の信号を加算する加算器とを備えたことを特徴とするアレーアンテナの制御装置。
IPC (3件):
H01Q 3/26 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/08
FI (4件):
H01Q 3/26 Z ,  H04B 1/10 M ,  H04B 1/10 W ,  H04B 7/08 D

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