特許
J-GLOBAL ID:201103005379632209

歯科用補綴物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-342599
公開番号(公開出願番号):特開2001-161717
特許番号:特許第3676221号
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2001年06月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 損傷歯牙の復元または治療するために金属材、セラミック材等の人工歯牙を施術する歯科用補綴物において、 前記歯科用補綴物は、前記損傷歯牙を代替する前記人工歯牙と、その人工歯牙を固定するために前記損傷歯牙の隣接歯の側面に装着される1対のインレイ(inlay)とを具備し、 前記人工歯牙には、その人工歯牙の下側部に貫通し、上側部には歯牙の約2/3の高さまで延びる凹入溝が形成され、 前記インレイは、横断面形状が'工'状で、前記人工歯牙の前記凹入溝に直に挿入されて固定される挿入部と、前記隣接歯に固定されるように複数の突起が下方向へ一定角度傾斜して形成された固定片部とを包含し、 前記人工歯牙の両側面に形成された前記凹入溝は、その人工歯牙の側面から一定量内部に入り込んだ位置において横断面形状が長手形状をなして上下方向に延びる第1の溝部分と、その第1の溝部分の長手形状における中央部につながり、反対側が前記人工歯牙の側面に上下方向のスリット状に開口する、前記第1の溝部分より幅の狭い第2の溝部分とを有して横断面がT字状の溝形状をなし、 前記インレイの前記挿入部は、前記人工歯牙の前記凹入溝における横断面が長手形状の前記第1の溝部分にその歯牙の下側からスライドして挿入される横断面が長手形状の第1の挿入部分と、その長手形状の第1の挿入部分の中央部と前記固定片部の中央部とを直角につなぐように延び、前記人工歯牙の前記凹入溝におけるスリット状の前記第2の溝部分にその歯牙の下側からスライドして挿入される、前記第1の挿入部分より幅の狭い第2の挿入部分とを備えて横断面がT字状の挿入部形状をなし、それら第1の挿入部分と第2の挿入部分が前記人工歯牙の前記第1の溝部分と前記第2の溝部分とに挿入された状態で、その歯牙の前記第1の溝部分とその歯牙の側面との間の肉厚部分を、前記第1の挿入部分と前記固定片部とが挟み込む形態をなし、 その固定片部において前記第2の挿入部分が連結された面とは反対側の面から下方に傾斜する前記複数の突起が、前記隣接歯に形成される挿入孔に挿入されるために形成されて、咀嚼作用による圧縮荷重に対する耐圧縮性を向上させることを特徴とする歯科用補綴物。
IPC (1件):
A61C 13/265
FI (1件):
A61C 13/265
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭55-108350
  • 特公平3-057780
審査官引用 (4件)
  • 特開昭55-108350
  • 特公平3-057780
  • 特開昭55-108350
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