特許
J-GLOBAL ID:201103005580846594

リガンドのスクリーニング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桂田 健志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-043558
公開番号(公開出願番号):特開2011-177092
出願日: 2010年02月26日
公開日(公表日): 2011年09月15日
要約:
【課題】標的物質に対して親和性を有し、且つ標的物質との結合により所望の立体構造を形成する構造変化能を持つリガンドのスクリーニング方法及び同定方法、該方法を実行するためのキット、及び、本リガンドが蛍光標識されたセンサ分子を提供する。【解決手段】下記の工程を含むことを特徴とするスクリーニング方法。(a)複数種のリガンド候補を含む第一のリガンド候補混合物と特定の立体構造の少なくとも一部を認識する構造認識部位が設けられた担体とを接触させることにより、前記担体へ結合せずに遊離しているリガンド候補混合物を第二のリガンド候補混合物として分離回収する工程、(b)前記第二のリガンド候補混合物と標的物質とを接触させる工程、(c)前記(b)で得られた標的物質とリガンド候補混合物とを含む溶液と、前記担体とを接触させることにより、少なくとも一部が特定の立体構造を形成したリガンドを分離濃縮する工程。【選択図】図1
請求項(抜粋):
標的物質との結合により少なくとも一部が特定の立体構造を形成するリガンドをスクリーニングする方法であって、 (a)複数種のリガンド候補を含む第一のリガンド候補混合物と前記特定の立体構造の少なくとも一部を認識する構造認識部位が設けられた担体とを接触させることにより、前記担体へ結合せずに遊離しているリガンド候補混合物を第二のリガンド候補混合物として分離回収する工程と、 (b)前記第二のリガンド候補混合物と標的物質とを接触させる工程と、 (c)前記工程(b)で得られた標的物質とリガンド候補混合物とを含む溶液と、前記担体とを接触させることにより、前記特定の立体構造の少なくとも一部を前記担体上の構造認識部位が認識することを利用して、前記工程(b)で得られたリガンド候補混合物から前記標的物質との結合により少なくとも一部が特定の立体構造を形成したリガンドを分離濃縮する工程と を含むことを特徴とするスクリーニング方法。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/115 ,  G01N 33/53
FI (4件):
C12Q1/68 A ,  C12N15/00 H ,  G01N33/53 M ,  G01N33/53 D
Fターム (18件):
4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA20 ,  4B024EA03 ,  4B024HA20 ,  4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ36 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR41 ,  4B063QR47 ,  4B063QR56 ,  4B063QR84 ,  4B063QS25 ,  4B063QS32 ,  4B063QX02 ,  4B063QX10

前のページに戻る