特許
J-GLOBAL ID:201103005587415866

パナックスキンクフォリウムのギンセノシド-産性カルス系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (10件): 中村 稔 ,  大塚 文昭 ,  熊倉 禎男 ,  宍戸 嘉一 ,  竹内 英人 ,  今城 俊夫 ,  小川 信夫 ,  村社 厚夫 ,  西島 孝喜 ,  箱田 篤
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-302760
公開番号(公開出願番号):特開2001-120260
特許番号:特許第4545255号
出願日: 1999年10月25日
公開日(公表日): 2001年05月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】パナックスキンクフォリム植物から得た根の外植片から、安定な高ギンセノシド-産性パナックスカルス系を発生する方法であって、該方法が以下の工程: (a)ムラシゲおよびスクーグの培地に従って改良した、炭水化物源を含有する基本培地上で、無菌カルス培養物を確立して、一次カルスを得、ここで、該基本培地は、2-4 mg/lのグリシン、200 mg/lのミオイノシトール、10 mg/lのチアミン塩酸塩、10 mg/lのピリドキシン塩酸塩および5 mg/lのニコチン酸を補充した、改良ムラシゲおよびスクーグ(1962)の培地であり、 (b)該一次カルスを最適成長のための培地IIに移し、ここで培地IIは、該基本培地に、2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(0.5-2.0 mg/l)およびカイネチン(0.25-0.50 mg/l)を添加することによって得られるものであり、 (c)温度28±2°C、光照射強度1000〜2000luxおよび相対湿度70〜80%にて、培地II中で、6〜7週間毎に規則的に継代培養することによって、2年以上に渡り、該カルスを増殖かつ維持し、 (d)脆弱な淡白色のカルスを得、 (e)第20代の継代培養物からの、自発的な変異体として、高ギンセノシド生産性の紫に着色したカルスを単離し、 (f)該単離された紫に着色した変異体を、その後の少なくとも7代に渡る継代培養での選別および細胞凝集体のクローニングによって富化し、および (g)該富化したカルス系を、培地IIIを使用して増殖させ、かつ連続的光照射強度3000-4000luxにて、該カルス培養物をインキュベートすること、ここで該培地IIIは、該基本培地の栄養塩、200 mg/lのミオイノシトール、2.0-4.0 mg/lのグリシン、0.5-1.0 mg/lのニコチン酸、0.5-2.0 mg/lのピリドキシンHCl、0.2-0.4 mg/lのチアミンHCl、2,4-D(0.1-0.5 mg/l)およびカイネチン(0.25-0.50 mg/l)を含むものである、 を含むことを特徴とする、上記方法。
IPC (6件):
C12N 5/04 ( 200 6.01) ,  A01H 4/00 ( 200 6.01) ,  C12N 15/01 ( 200 6.01) ,  C12P 33/00 ( 200 6.01) ,  C12Q 1/68 ( 200 6.01) ,  C12R 1/91 ( 200 6.01)
FI (6件):
C12N 5/00 203 ,  A01H 4/00 ,  C12N 15/00 X ,  C12P 33/00 ,  C12Q 1/68 Z ,  C12R 1:91
引用文献:
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