特許
J-GLOBAL ID:201103005608423619

暗号記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 金山 聡 ,  深町 圭子 ,  伊藤 英生 ,  藤枡 裕実 ,  後藤 直樹 ,  伊藤 裕介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-032419
公開番号(公開出願番号):特開2011-170029
出願日: 2010年02月17日
公開日(公表日): 2011年09月01日
要約:
【課題】 視覚復号型秘密分散法を用いながらも、2つの暗号画像が同一の基材上に形成され、元の画像を復元する際には2つの暗号画像を厳密に重ね合わせるような面倒な操作を必要としない暗号記録媒体を提供することを課題とする。【解決手段】 視覚復号型秘密分散法による暗号画像の画素をさらに分割し、かつ同暗号画像の情報セル61をそれぞれ異なる格子角度を持つ回折格子a67および回折格子b68で形成する。さらに、余白セル64に絵柄情報を表現するように回折格子を配置する。これにより、通常の観察状態では絵柄情報のみが視認されるが、前記2種の回折格子に適合した照射角を持つ2種の光源が照射された際には、2つの暗号画像が同時に視認されるため隠蔽された画像が復号され判読可能となる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
隠蔽画像となる第1の絵柄および背景画像となる第2の絵柄のうち、 前記第1の絵柄を元として視覚復号型秘密分散法により暗号化した暗号画像から生成する第1および第2の暗号パターンが基材上に重畳して形成され、 前記第1の暗号パターンと前記第2の暗号パターンは、前記暗号画像を構成する各画素を分割した小領域に配列された情報セルおよび余白セルの集合からなり、 前記第1の暗号パターンの画素を構成する第1の情報セルと、前記第2の暗号パターンの画素を構成する第2の情報セルとが、互いに重ならないように配列された暗号記録媒体であって、 前記第1の情報セルおよび前記第2の情報セルは、それぞれ異なる格子角度を持つ回折格子により形成され、 前記余白セルは、線幅、格子ピッチ、格子角度の少なくとも1つを変化させることにより第2の絵柄を表わす回折格子により形成されることを特徴とする暗号記録媒体。
IPC (3件):
G09C 5/00 ,  G06T 1/00 ,  H04N 1/387
FI (3件):
G09C5/00 ,  G06T1/00 500B ,  H04N1/387
Fターム (19件):
5B057AA11 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CC01 ,  5B057CE08 ,  5B057CG07 ,  5C076AA14 ,  5C076BA06 ,  5J104AA14 ,  5J104AA16 ,  5J104EA13 ,  5J104JA03 ,  5J104NA02 ,  5J104NA27 ,  5J104NA37 ,  5J104NA38 ,  5J104PA14

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