特許
J-GLOBAL ID:201103006216516623
漫然状態判定装置、方法及びプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
中島 淳
, 加藤 和詳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-276551
公開番号(公開出願番号):特開2011-115450
出願日: 2009年12月04日
公開日(公表日): 2011年06月16日
要約:
【課題】簡易な処理により判定対象者の漫然状態を安定した精度で判定する。【解決手段】運転者の顔を撮像することで得られた画像を取得し(52)、眼球回転角を演算し(54)、眼球の回転速度のベクトルの大きさTを所定値Tθと比較してサッカードが生じているか否かを判定し(60)、検知したサッカードの振幅・方向を演算・記憶する(74)と共に、運転者の視線位置を演算・記憶する(76,78)ことを繰り返す。漫然状態の判定時期が到来すると(80が肯定)、振幅が所定値A以下のサッカードの割合が閾値Taよりも大きいか否か(84)、方向が縦方向に分類される範囲内のサッカードの割合が閾値Tdよりも小さいか否か(88)、視線位置が集中している箇所の数が2以上か否か(92)を順に判定し、何れかの判定が肯定されると漫然状態と判定し、警報出力(94)等の処理を行う。【選択図】図5
請求項(抜粋):
判定対象者の眼球の運動を測定する眼球運動測定手段と、
前記眼球運動測定手段による前記眼球の運動の測定結果に基づき前記眼球の運動におけるサッカードを抽出するサッカード抽出手段と、
前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードにおける振幅及び方向の少なくとも一方を演算する演算手段と、
任意の期間内に前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードのうち前記演算手段によって演算された振幅が第1所定値以下のサッカードの割合が第2所定値以上か否か、及び、前記期間内に前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードのうち前記演算手段によって演算された方向が垂直方向又は垂直方向を含む範囲内のサッカードの割合が第3所定値以下か否か、の各条件の少なくとも一方を判定し、判定を行った条件のうち少なくとも1つを満足した場合に前記判定対象者が漫然状態と判定する判定手段と、
を含む漫然状態判定装置。
IPC (4件):
A61B 5/18
, B60R 1/00
, B60R 11/04
, G08G 1/16
FI (4件):
A61B5/18
, B60R1/00 A
, B60R11/04
, G08G1/16 F
Fターム (14件):
3D020BA09
, 3D020BA20
, 3D020BC02
, 3D020BD05
, 3D020BE03
, 4C038PP05
, 4C038PQ03
, 4C038PS07
, 5H180CC04
, 5H180LL06
, 5H180LL20
, 5H181CC04
, 5H181LL06
, 5H181LL20
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