特許
J-GLOBAL ID:201103006257578684

アンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-162054
公開番号(公開出願番号):特開2011-019067
出願日: 2009年07月08日
公開日(公表日): 2011年01月27日
要約:
【課題】通信対象となるアンテナからの電波の到来方向検出のための回路をより簡単な構成にし、かつ通信対象となるアンテナからの電波の到来方向を2次元的に検出することが可能なアンテナ装置を提供する。【解決手段】フェーズドアレーアンテナの主ビームを所定の方向に形成するために各素子アンテナに設定する位相量と、フェーズドアレーアンテナの受信信号から求めた各素子アンテナの電界の位相量との差分から求めたアンテナ素子座標の1次式で表されるような平面の位相分布の法線ベクトルと、上記主ビームを形成した所定の方向とから、通信対象となるアンテナからの電波の到来方向を検出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の素子アンテナから成るアレーアンテナと、前記各素子アンテナ毎に設けられそれぞれの位相量を変える移相器、前記各移相器の設定位相を制御する移相器制御装置および前記各移相器への入出力信号の分配合成を行う電力分配合成回路を含むビーム形成回路とにより構成されるフェーズドアレーアンテナを備えたアンテナ装置であって、 前記電力分配合成回路に接続され各素子アンテナの受信信号の検波を行う検波回路と、 前記フェーズドアレーアンテナの複数の素子アンテナで形成した主ビームを放射する少なくとも1つの測定対象アンテナの位置情報に基づく方向を記憶する角度記憶装置と、 前記角度記憶装置で記憶された方向に主ビームを形成するために各素子アンテナに設定する位相量を計算する初期位相演算装置と、 前記検波回路の検波に基づき、前記少なくとも1つの測定対象アンテナからの電波によるフェーズドアレーアンテナの受信信号から各素子アンテナの受信電界の位相量の逆符号の位相量を求める素子電界位相演算装置と、 前記各素子アンテナの前記初期位相演算装置の位相量と前記素子電界位相演算装置の位相量の差分をとる差分位相演算装置と、 前記差分位相演算装置の差分位相量の分布からアンテナ素子座標の1次式で表されるような平面の位相分布を求める最適位相平面演算装置と、 前記平面の位相分布の法線ベクトルを求める法線ベクトル演算装置と、 前記法線ベクトルと前記角度記憶装置で記憶した方向を用いて実際の電波の到来方向を求める電波到来方向演算装置と、 を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
IPC (4件):
H04B 7/10 ,  H01Q 3/36 ,  H01Q 3/26 ,  H01Q 1/28
FI (4件):
H04B7/10 A ,  H01Q3/36 ,  H01Q3/26 A ,  H01Q1/28
Fターム (19件):
5J021AA05 ,  5J021DB03 ,  5J021EA04 ,  5J021FA13 ,  5J021FA22 ,  5J021FA25 ,  5J021FA30 ,  5J021FA31 ,  5J021FA32 ,  5J021GA02 ,  5J021HA02 ,  5J021HA05 ,  5J021HA08 ,  5J046AA02 ,  5J046AA04 ,  5J046AB01 ,  5J046KA01 ,  5K059CC04 ,  5K159CC04

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