特許
J-GLOBAL ID:201103006445311610

経路制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 司朗 ,  小林 国人 ,  川畑 孝二 ,  木村 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-213606
公開番号(公開出願番号):特開2011-066536
出願日: 2009年09月15日
公開日(公表日): 2011年03月31日
要約:
【課題】比較的少ない枚数の経路表を用いて、ノードやリンクの故障時に適切に迂回するネットワークを構成できる経路制御装置を提供する。【解決手段】ノードu5が故障しているときに、ノードu1が宛先dのIPパケットを受信すると、u1→u2→u3→u4→w1→w2→dという経路でIPパケットを転送する。特に、iラベルが付加されたu2、oラベルが付加されたu3、sラベルが付加されたu4がそれぞれIPパケットに含まれる状態を書き換えることで、第2経路表を使う迂回の経路(u1→u2→u3)を経て、第1経路表を使って最短路を通るトンネルに入り(u3→u4)、トンネルを出た後は第2経路表を使い(u4→w1)、その後、また第1経路表を使う(w1→w2→d)という経路となる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
ネットワークを構成するノードであり、パケットの転送先を制御する経路制御装置であって、 宛先と、転送先の決定に係る状態を示す情報とを格納するパケットを受信する受信部と、 宛先ノードと、当該宛先ノードに至る第1経路上に存する第1ノードと、を対応付けた第1経路表と、 宛先ノードと、当該宛先ノードに至る第2経路上に存する第2ノードと、を対応付けた第2経路表と、 宛先ノード毎に、前記パケットに格納された状態の書き換え内容を表すラベル情報と、 を記憶する記憶部と、 前記受信部により受信されたパケットに格納された情報に示される状態が、 状態0であり、前記第1ノードへの転送が可能ならば、当該第1ノードへと前記パケットを転送し、 状態0であり、前記第1ノードへの転送が可能でないならば、前記第2ノードへと前記パケットを転送して、前記パケットの宛先に対応するラベル情報が第1ラベルの付加を示していれば転送前に前記状態0から状態3へと書き換え、第1ラベルの付加を示していなければ転送前に状態0から状態1へと書き換え、 状態1であるならば、前記第2ノードへと前記パケットを転送して、前記パケットの宛先に対応するラベル情報が第2ラベルの付加を示していれば転送前に状態1から状態2へと書き換え、第2ラベルの付加を示しておらず第1ラベルの付加を示していれば転送前に状態1から状態3へと書き換え、 状態2であるならば、前記第1ノードへと前記パケットを転送して、前記パケットの宛先に対応するラベル情報が第3ラベルの付加を示していれば転送前に前記状態2から前記状態1へと書き換え、 状態3であるならば、前記第1ノードへと前記パケットを転送する転送制御部と、 を備える ことを特徴とする経路制御装置。
IPC (1件):
H04L 12/56
FI (1件):
H04L12/56 100A
Fターム (6件):
5K030GA12 ,  5K030HA08 ,  5K030JA11 ,  5K030KA05 ,  5K030LB08 ,  5K030MD02

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