特許
J-GLOBAL ID:201103006482888943

小児保護用ディスペンス蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-208034
公開番号(公開出願番号):特開平2-205565
出願日: 1989年08月14日
公開日(公表日): 1990年08月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】底壁部(12)と容器(C)に螺着するのに適した外周裾部(13)とを備えた第1プラスチック部分(11)からなり、前記外周裾部(13)は容器(C)の部分に係合して容器からの脱着に抗するようにした相互係合部分(14)を備えてなる小児保護用ディスペンス蓋(10)であって、前記蓋(10)は一体的ヒンジ(16)により前記第1部分(11)に接続された第2プラスチック部分(15)を備え、前記第1部分(11)の底壁部はディスペンス開口部(20)を有し、前記第1部分(11)は前記外周裾部(13)の半径方向外方に離隔し、上方かつ軸方向外方に伸長して設けた変位自在な壁部(13)を有し、該壁部(23)は前記第1部分(11)の裾部(13)に、その自由縁部に近接し、かつ前記裾部の円周沿いに離隔位置する複数の軸縁に沿って、前記第1部分(11)の裾部(13)と一体的に連結し、前記半径方向に変位自在の壁部(23)は上部自由縁を有し、前記第2部分(15)は、前記第1部分(15)上の変位自在の壁部(23)と前記第1部分の裾部(13)間に延びる軸方向リブ(25)を有し、前記第2部分(15)が閉鎖状態で、前記変位自在の壁部(23)が半径方向内方に押圧されると、該壁部(23)は前記軸方向リブ(25)と係合して前記第2部分(15)にカムとして作用して該第2部分を上方に押し上げて開放し、前記第1部分(11)の底壁部(12)は前記第2部分(15)と係合しそしてそれを心合させるための軸方向に突出したショルダー(24)を含んでいる小児保護用ディスペンス蓋において、前記第1部分(11)の前記裾部(13)はこの裾部(13)における外周の大部分にわたり周方向に延在する半径方向フランジ(13a)を備え、前記第2部分(15)は底壁部(17)と外周裾部(18)とを備え、前記第2部分(15)の裾部(18)は前記フランジ(13a)の直径より小さい直径を有して従ってこのフランジ(13a)は閉鎖状態において、前記第2部分(15)の裾部(18)の外縁を半径方向突出すると共に、該第2部分(15)の裾部(18)が前記第1部分(11)上のフランジ(13a)と係合することにより、前記第2部分(15)がその閉鎖位置にある時には、前記第2部分(15)の裾部(18)は容易には上方に上昇できないようになっており、前記第2部分(15)がその閉鎖位置にある時、前記変位自在の壁部(23)の上部自由縁の少なくとも一部分が前記第2部分(15)の裾部(18)の自由縁の下方に位置し、前記フランジ(13a)は前記半径方向に変位自在の壁部(23)に沿って延長し、前記軸方向リブ(25)は前記第2部分の裾部上に形成され、そして前記ショルダー(24)は前記第2部分(15)の裾部(18)が半径方向に変位しないように支承していることを特徴とする上記ディスペンス蓋。
IPC (2件):
B65D 47/08 F 8208-3E ,  B65D 47/08 Z 8208-3E

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