特許
J-GLOBAL ID:201103007014354415

CDMA移動通信システムのタイミング的に制限された通話圏域の拡張時、移動局の通話圏域移動による通話不能状態を解決する基地局運用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男 ,  河村 英文 ,  吉田 尚美 ,  中村 綾子 ,  岡本 正之 ,  深川 英里 ,  森本 聡二
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-002905
公開番号(公開出願番号):特開2000-209635
特許番号:特許第4519233号
出願日: 2000年01月11日
公開日(公表日): 2000年07月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】既存の基地局モデムASICによりタイミング的に制限された通話半径とその制限された通話半径以上の広い通話半径との間を既存基地局モデムASICが許容する最大通話半径以下の一定単位に区分された第1、2通話圏域に分け、基地局の第1信号処理部が基地局から第1,2通話圏域移動局への順方向リンクチャネルを処理するとともに第1通話圏域から基地局への逆方向リンクチャネルを処理し、第2信号処理部が第2通話圏域の移動局から基地局への逆方向リンクチャネルを処理して、通話圏域を拡張するCDMA基地局の運用方法において、 クロック発生部が、第1EVEN SECONDクロックと、前記第1EVEN SECONDクロックを基準に前記第1通話圏域に対する最大両方向電波遅延値の分に遅延された第2EVEN SECONDクロックとを発生すると、第1、2信号処理部が前記第1、2EVEN SECONDクロックをそれぞれ受信する第1段階と、 第1信号処理部が前記第1EVEN SECONDクロックに同期してパイロット、同期、呼出しチャネルを割り当てて、基地局がカバーする全ての通話圏域に送信する第2段階と、 前記第1通話圏域の移動局から基地局に接続チャネルを送信すると、第1信号処理部が前記第1EVEN SECONDクロックに同期して、その接続チャネルを検出し復調する第3段階と、 第1信号処理部が前記第1EVEN SECONDクロックに同期して、通話チャネルを割り当て、第1通話圏域の移動局に送信する第4段階と、 第1通話圏域の移動局から使用すべき通話チャネルを基地局に送信すると、第1信号処理部が前記第1EVEN SECONDクロックに同期して、その通話チャネルを検出し復調する第5段階と、 第1信号処理部が一定時間の間隔で前記移動局との両方向経路遅延時間(ΔT1)を測定し、前記測定値(ΔT1)を既貯蔵された第1臨界値の大きさと比較する第6段階と、 前記第6段階で、前記測定値(ΔT1)が第1臨界値未満であると、第1信号処理部が両方向経路遅延時間(ΔT1)を繰り返して測定し、反面、前記測定値(ΔT1)が第1臨界値以上であると、前記測定値(ΔT1)から第1通話圏域に対する最大両方向電波遅延時間を減算し、これを新たな両方向経路遅延時間(ΔT2)に設定する第7段階と、 第2信号処理部が前記両方向経路遅延(ΔT2)に同期して、逆方向通話チャネルを検出し復調する第8段階と、 前記第1信号処理部が前記測定値(ΔT1)と既貯蔵された第2臨界値の大きさを比較する第9段階と、 前記第9段階で、前記測定値(ΔT1)が第2臨界値以上であると、第2信号処理部で復調された逆方向通話チャネルを選択して使用する第10段階とを含むことを特徴とする第1通話圏域の移動局が第2通話圏域に移動するときの通話不能状態を解決するための基地局の運用方法。
IPC (4件):
H04W 36/06 ( 200 9.01) ,  H04W 36/38 ( 200 9.01) ,  H04W 36/24 ( 200 9.01) ,  H04J 13/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
H04Q 7/00 305 ,  H04Q 7/00 332 ,  H04Q 7/00 320 ,  H04J 13/00 A

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