特許
J-GLOBAL ID:201103007643207760

1日のネッティング支払い決済のためのシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 岡部 正夫 ,  加藤 伸晃 ,  臼井 伸一 ,  越智 隆夫 ,  本宮 照久 ,  朝日 伸光
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-547569
特許番号:特許第3847560号
出願日: 1999年05月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の金融機関参加者間の連続的な1日の支払い注文の最終決済処理のためのシステムであって、前記参加者の各々は支払い注文を電子的に送信するよう動作する関連した衛星コンピュータステーションを有し、そして前記衛星コンピュータステーションの各々は支払い受信側参加者および支払い送信側参加者として機能するよう動作するものであり、前記システムは、 (a)前記複数の参加者の衛星コンピュータステーションと電子的に通信を行って支払い注文を受信する中央コンピュータプロセッサと、 (b)プレファンド残高口座内の複数の利用可能な残高を記憶する記憶デバイスとを有し、前記プレファンド残高口座の各々はある業務日の開始時における参加者の初回利用可能残高を含んでおり、 前記中央コンピュータプロセッサは、 送信側参加者として動作する前記衛星コンピュータステーションの1つから前記中央コンピュータプロセッサが支払い注文を受信すると、受信した支払い注文が、関連する送信側参加者の初回利用可能残高または当該支払い注文と関連する受信側参加者の初回利用可能残高の所定の割合未満のときには、当該支払い注文を「小型」に、それ以外であれば「大型」に分類し、 前記小型または大型支払い注文を、前記中央コンピュータプロセッサが管理する待ち行列に記憶し、 前記待ち行列に記憶されている小型支払い注文に対し、関連する送信側参加者と受信側参加者双方の利用可能残高がそれぞれの所定の限度内になったときには、前記中央コンピュータプロセッサから前記記憶デバイスへメッセージを送信して、前記小型支払い注文の総額を、前記関連する送信側参加者の利用可能残高から引き落とし、そして前記関連する受信側参加者の利用可能残高へ入金し、そして 前記待ち行列に記憶されている大型支払い注文に対し、(i)前記大型支払い注文と、前記大型支払い注文の送信側参加者の利用可能残高から引き落とすことで所定の最小限度よりも少ない利用可能残高になったときには前記大型支払い注文の送信側参加者とは別の少なくとも1つの送信側参加者からの、前記大型支払い注文の前記送信側参加者が前記受信側参加者であるヘルパー支払い注文であって、関連する送信側参加者および受信側参加者の双方の利用可能残高がそれぞれの所定の限度内にあるという、前記ヘルパー支払い注文の各々に対する決定に基づいて前記待ち行列から選択された前記ヘルパー支払い注文とを備えた第1の支払い注文の集合を形成することにより、(ii)前記大型支払い注文と、前記大型支払い注文の受信側参加者の利用可能残高に入金することで所定の最大限度よりも多い利用可能残高になったときには前記大型支払い注文の受信側参加者とは別の少なくとも1つの受信側参加者への、前記大型支払い注文の前記受信側参加者が前記送信側参加者であるヘルパー支払い注文であって、関連する送信側参加者および受信側参加者の双方の利用可能残高がそれぞれの所定の限度内にあるという、前記ヘルパー支払い注文の各々に対する決定に基づいて前記待ち行列から選択された前記ヘルパー支払い注文とを備えた第2の支払い注文の集合を形成することにより、そして(iii)前記中央コンピュータプロセッサから前記記憶デバイスへメッセージを送信して、前記第1及び第2の支払い注文の集合の前記大型支払い注文と前記ヘルパー支払い注文とを有する多者間バッチ処理において、前記大型支払い注文の送信側参加者と前記ヘルパー支払い注文の送信側参加者の利用可能残高から各々の支払い注文の総額を引き落とし、そして、前記中央コンピュータプロセッサから前記記憶デバイスへメッセージを送信して、前記多者間バッチ処理において、前記大型支払い注文の受信側参加者と前記ヘルパー支払い注文の受信側参加者の残高に各々の支払い注文の総額を入金することによって、多者間バッチ処理を連続的に行う、 よう動作するようプログラムされていることを特徴とするシステム。
IPC (1件):
G06Q 20/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
G06F 17/60 426

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