特許
J-GLOBAL ID:201103007951250390

スクラップレスによる中空部材の製造方法及びその装置並びにワッシャの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鮫島 武信
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-151112
公開番号(公開出願番号):特開2001-334344
特許番号:特許第4199410号
出願日: 2000年05月23日
公開日(公表日): 2001年12月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】 連続した中実体からなる素材(a)の先端を、鍛造用の雌金型(11)と、雌金型(11)の前方に配位された雄金型(12)とによって成形するに際し、 素材移送手段(27)によって、雌金型(11)の後方側から連続した中実体の素材(a)を雌金型(11)内に送り込み、 雌金型(11)側で素材(a)を固定する素材固定手段(21)によって素材(a)を固定した状態で、雌金型(11)の前方から雄金型(12)を相対的に接近させることにより、素材(a)の先端をカップ状に形成し、 雄金型(12)を雌金型(11)から相対的に離反させて、カップ状に成形した素材(a)の先端を切断手段(31)により切断すると共に、切断した先端(a1)を搬出し、 新たに送り込まれた素材と雌金型(11)に残った素材(a)に対して、次回のカップ成形を行うことにより、連続してスクラップを発生させずに中空部材(a1)を製造できるようにしたスクラップレスによる中空部材の製造方法において、 上記の切断手段(31)は、雌金型(11)とは別個に設けられたものであって、雌金型(11)の前方にて移動可能に配位されたものであり、 第1工程=雄金型(12)と雌金型(11)とが離反しており、切断手段(31)が雌金型(11)の前面の成形位置にて停止していると共に、素材(a)の先端が雌金型(11)に位置している状態で、素材(a)を固定する素材固定手段(21)によって、素材(a)を固定する工程。 第2工程=この雌金型(11)の前方から雄金型(12)を相対的に接近させることにより、素材(a)の先端をカップ状に形成する工程。 第3工程=雄金型(12)を雌金型(11)から相対的に離反させると共に、素材固定手段(21)による素材(a)の固定を解除し、目的とする中空部材の長さ分が切断手段(31)側に位置するように、素材移送手段(27)によって、素材(a)を移送する工程。 第4工程=切断手段(31)により、切断手段(31)側に位置する素材(a)の先端に成形されたカップ部分を切断して中空部材a1を成形する工程。 以上の第1〜第4工程を繰り返し行い、切断手段(31)の切断位置までの移送量を一定にする事により中空部材の長さを一定に規定し、外径・内径・高さが均一な中空部材を、成形・切断により製造することを特徴とするスクラップレスによる中空部材の製造方法。
IPC (5件):
B21K 21/00 ( 200 6.01) ,  B21D 53/20 ( 200 6.01) ,  B21J 5/06 ( 200 6.01) ,  B21J 13/02 ( 200 6.01) ,  B21K 1/76 ( 200 6.01)
FI (5件):
B21K 21/00 ,  B21D 53/20 ,  B21J 5/06 C ,  B21J 13/02 H ,  B21K 1/76 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭55-120441
  • 特開昭62-084849
  • 特公昭43-012999

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