特許
J-GLOBAL ID:201103008171486100

けい酸カルシウム材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-074470
公開番号(公開出願番号):特開2011-206941
出願日: 2010年03月29日
公開日(公表日): 2011年10月20日
要約:
【課題】本発明の目的は、原料としてゾノトライトを使用した場合であっても、原料スラリーのろ水性の低下を抑制し、加圧脱水成形法を用いて軽量のけい酸カルシウム材を効率良く製造するための方法を提供することにある。【解決手段】本発明は、石灰質原料、けい酸質原料並びにゾノトライトを必須原料とし、これら必須原料に水を加えて混合することにより得られた原料スラリーを加圧脱水成形して生板を得、次いで該生板をオートクレーブ養生して硬化させてなるけい酸カルシウム材の製造方法において、(1)ゾノトライトとして、予め合成された針状結晶が凝集した二次粒子からなるスラリー状態のゾノトライトを使用し、該スラリー状態のゾノトライトに、石灰質原料と、非晶質シリカを添加し、混合してゾノトライト混合スラリーを得る工程;(2)得られたゾノトライト混合スラリーを断続的に攪拌しながら、大気圧下において70〜95°Cの温度で15分以上の加熱処理を行う工程;(3)加熱処理したゾノトライト混合スラリーに、原料の残部と水を加えて混合し、原料スラリーを得る工程;(4)原料スラリーをプレス脱水成形して生板を得る工程を備えてなることを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
石灰質原料、けい酸質原料並びにゾノトライトを必須原料とし、これら必須原料に水を加えて混合することにより得られた原料スラリーを加圧脱水成形して生板を得、次いで該生板をオートクレーブ養生して硬化させてなるけい酸カルシウム材の製造方法において、 (1)ゾノトライトとして、予め合成された針状結晶が凝集した二次粒子からなるスラリー状態のゾノトライトを使用し、該スラリー状態のゾノトライトに、石灰質原料と、非晶質シリカを添加し、混合してゾノトライト混合スラリーを得る工程; (2)得られたゾノトライト混合スラリーを断続的に攪拌しながら、大気圧下において70〜95°Cの温度で15分以上の加熱処理を行う工程; (3)加熱処理したゾノトライト混合スラリーに、原料の残部と水を加えて混合し、原料スラリーを得る工程; (4)原料スラリーをプレス脱水成形して生板を得る工程 を備えてなることを特徴とするけい酸カルシウム材の製造方法。
IPC (6件):
B28B 1/00 ,  C04B 28/18 ,  C04B 14/04 ,  C04B 14/42 ,  C04B 14/38 ,  B28B 3/02
FI (6件):
B28B1/00 G ,  C04B28/18 ,  C04B14/04 Z ,  C04B14/42 A ,  C04B14/38 A ,  B28B3/02 D
Fターム (9件):
4G054AC04 ,  4G054BA02 ,  4G054BA22 ,  4G112PA03 ,  4G112PA17 ,  4G112PA20 ,  4G112PE03 ,  4G112PE06 ,  4G112PE08
引用特許:
審査官引用 (5件)
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