特許
J-GLOBAL ID:201103008173783919

シンドローム演算方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大前 要
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-315347
公開番号(公開出願番号):特開2001-136078
特許番号:特許第3442703号
出願日: 1999年11月05日
公開日(公表日): 2001年05月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】 各符号列ともアドレスを単位としてデータが先頭から順に読み出され、一度に読み出される符号列の数から定まる個数、アドレスのデータ量から定まる容量のシンドローム演算器で読み出された各符号列の誤り訂正が同時に行われるため、一度に読み出される符号列の数、誤り訂正の内容等から定まる規格に従って各符号列のデータが行方向、段方向に多数アドレス単位で配列されている記憶媒体から、読み出し手段が隣接するアドレスのデータをも一度に読み出すことにより該記憶媒体が本来一度に読み出されることとしている数より多い符号列のデータを読み出し、更にこの多く読み出した符号列の数に応じた個数のシンドローム演算器とこの多く読み出した符号列のデータの順序に応じた所定のFIFO記憶手段と同じく所定の切換え手段とで、読み出した各符号列の誤り訂正を同時に行う高速のシンドローム演算方法であって、誤り訂正に先立ち、先頭から順に読み出されないこととなる符号列については当該読み出されない先頭のデータ若しくはこれに加えてこの後続の必要なデータを、同じく末尾が読み出されないこととなる符号列については、当該読み出されない最後のデータ若しくはこれに加えてこの先行の必要なデータを誤り訂正の開始に先立って所定のFIFO記憶手段に記憶させておく前処理ステップと、同時に読み出す複数の符号列の内少くも1については先頭から順に読み出し、他の符号列については記憶媒体上のデータ配列の折返点等を除いて上記先頭から順に読み出す符号列のデータの格納されているアドレスに隣接するアドレスから連続して読み出す読み出しステップと、先頭から順に読み出す符号列のデータの格納されているアドレスに隣接するアドレスに格納されているため、前記読み出しステップにて目下の誤り訂正の対象でない符号列の先頭若しくはこの後続の読み出されたデータ或いは同じく末尾若しくはこの先行の読み出されたデータをシンドローム演算器でなく所定のFIFO記憶手段に流して一時記憶させておく訂正対象外符号列の先頭末尾データ等先行記憶ステップと、前記読み出しステップにて目下誤り訂正の対象としている符号列の誤り訂正が終了した際、次の読み出しステップでの読み出し対象の符号列として、上記先頭から順に読み出す符号列のデータの格納されているアドレスに隣接するアドレスから読み出されるため先頭から順に読み出されないこととなる符号列の当該読み出されない先頭のデータ若しくはこれに加えてこの後続の必要なデータ、同じく末尾が読み出されないこととなる符号列の当該読み出されない最後のデータ若しくはこれに加えてこの先行の必要なデータが、前記訂正対象外符号列の先頭末尾データ等先行記憶ステップにて所定のFIFO記憶手段に一時記憶されており、更に他の記憶されているデータを出力することなく出力可能であるため、このデータを利用しうることとなるよう選定する読み出し対象符号列選定制御ステップと、前記読み出しステップにて先頭から順に読み出される符号列以外の誤り訂正の対象の符号列について、前記目下誤り訂正の対象でない符号列のデータを所定のFIFO記憶手段に流す先頭末尾データ等先行記憶ステップと平行して、上記所定のFIFO記憶手段に記憶されている目下誤り訂正の対象の符号列の読み出されない先頭のデータ若しくはこれに加えてこの後続の必要なデータ、あるいは末尾が読み出されないこととなる符号列の当該読み出されない最後のデータ若しくはこれに加えてこの先行の必要なデータを当該符号列のデータの順に従ってタイミング良くシンドローム演算器に流す順序調整ステップとを有していることを特徴とするシンドローム演算方法。
IPC (2件):
H03M 13/15 ,  G06F 11/10 330
FI (2件):
H03M 13/15 ,  G06F 11/10 330 Q

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