特許
J-GLOBAL ID:201103008585193334

中継回線における音声符号化選択システム及び音声符号化選択方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀 城之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-354447
公開番号(公開出願番号):特開2001-175282
特許番号:特許第3552619号
出願日: 1999年12月14日
公開日(公表日): 2001年06月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】データ圧縮率の小さい音声符号化による中継回線を介して相互に接続されるとともに、有線電話機又は無線電話機が接続される複数の交換装置を備え、前記中継回線の回線品質に応じて前記データ圧縮率の異なる複数の音声符号化方式を自動選択する中継回線における音声符号化選択システムであって、前記複数の交換装置は、前記中継回線のインターフェース機能及び前記音声符号化方式の自動選択機能とを有した複数の中継回線部と、前記有線電話機の端末収容インターフェース機能を有する複数の加入者回線部と、前記有線電話機から前記加入者回線部に入力されるデータや、前記中継回線部から入力されるデータに対し、指定のチャネルへの入替えを行うスイッチ部と、前記中継回線部の中継動作、前記スイッチ部のチャネル制御、前記加入者回線部の回線制御を行う中央制御部とを備え、前記中央制御部の制御により、前記中継回線の回線品質の検出が行われるとともに、前記回線品質に応じて前記複数の音声符号化方式の自動選択が行われ、前記複数の中継回線部は、前記複数の交換装置の内部で扱う信号を、前記中継回線の電気的インターフェースに準じた信号に変換する中継回線インターフェース部と、前記中継回線のフレーム・フォーマットに準じた信号形式に回線制御信号及び通話信号を組立/分解するフレーム組立・分解部と、前記中継回線の回線品質についての確認機能を有する回線品質検出部と、前記中継回線のデータ圧縮率より大きい音声符号化を行う第1の音声符号化部と、前記第1の音声符号化部によるデータ圧縮率より大きい音声符号化を行う第2の音声符号化部と、前記回線品質検出部による前記回線品質の検出結果に応じて前記中継回線のデータ圧縮率の小さい音声符号化、前記第1又は第2の音声符号化部による音声符号化の何れかを選択する音声符号化選択部と、前記回線品質検出部に対する前記回線品質の検出や前記音声符号化選択部に対する選択指示を行う回線制御部とを備え、前記回線制御部は、前記回線品質検出部に対し、前記回線品質を検出するために予め決められたデータフォーマットをもつ回線品質検出データの送出指示を与えるとともに、対向する側の前記中継回線部に対し、前記回線品質の試験の開始と使用チャネル情報とを制御チャネルによって通知し、前記回線品質検出部は、回線品質検出データを前記対向する側の前記中継回線部に送信すると、前記対向する側の前記回線品質検出部は、前記回線品質検出データと期待受信値とを比較してデータ誤りの確認を行い、第2の回線品質情報として保持するとともに、前記第2の回線品質情報を送信側の前記回線制御部に通知し、一方、前記対向する側の前記回線品質検出部が前記回線品質検出データを送信側の前記中継回線部に送信すると、送信側の前記回線品質検出部は、前記回線品質検出データと期待受信値とを比較してデータ誤りの確認を行い、第1の回線品質情報として保持するとともに、前記第1の回線品質情報を対向する側の前記回線制御部に通知すると、前記送信側及び対向する側の各回線制御部は、前記第1及び第2の回線品質情報を比較し、回線品質が低い方を優先させ、前記音声符号化選択部に対する選択を制御することを特徴とする中継回線における音声符号化選択システム。
IPC (2件):
H04B 14/04 ,  G10L 19/00
FI (2件):
H04B 14/04 Z ,  G10L 9/18 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭59-052931
  • 特開昭58-131829
  • 無線送受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-306635   出願人:シャープ株式会社
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-052931
  • 特開昭58-131829
  • 無線送受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-306635   出願人:シャープ株式会社

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