特許
J-GLOBAL ID:201103008890849070

車両のアクスルにおける転向角調整用ストッパボルトの取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-091880
公開番号(公開出願番号):特開2000-280928
特許番号:特許第3643257号
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 アクスル本体の両端部に、互いにタイロッドアームを介して連結される左右のナックルが夫々キングピンを軸として回動可能に連結され、一方のナックルに固定されるステアリングアームの動きによって該ナックルによる車輪の転向動作が行われる構成であって、前記ナックルの所定の位置にねじ嵌合され、その頭部がアクスル本体の両端部のキングピンが貫通支持されるボス部外周面の所定の位置の近傍位置に臨まされる転向角調整用ストッパボルトと、前記ボス部外周面の所定の位置に形成されて、ナックルの転向動作時に、所定の転向角で前記ストッパボルト頭部が係止可能な突起部と、を設けてなる車両のアクスルにおいて、 前記転向角調整用ストッパボルトを、夫々その頭部の外周面が前記ボス部外周面から所定距離離間するように、ナックル中心軸に対して傾斜する軸に沿って配置すると共に、 前記ナックルには、その基部と先端部とが軸受を介してホイールが取り付けられるハブが回転自由に支持され、基部側の軸受端面と、ナックルの転向角調整用ストッパボルトがねじ嵌合されるねじ孔が形成されたフランジ部との間にリテーナが介装され、引き抜きボルトを、前記ねじ孔にねじ嵌合して、その先端部を前記リテーナに押し付けつつ、ねじ込むことにより、リテーナと軸受をナックルから引き抜くようにした車両のアクスルにおいては、前記リテーナの引き抜きボルト先端部面が当接する面を、該引き抜きボルトのナックル中心軸に対して傾斜した中心軸と略直角な面であって該引き抜きボルト先端部面と略平行な面に形成したことを特徴とする車両のアクスルにおける転向角調整用ストッパボルトの取付構造。
IPC (1件):
B62D 7/18
FI (1件):
B62D 7/18 A

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