特許
J-GLOBAL ID:201103009450550982

液滴操作によるリアルタイム核酸増幅法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 正広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-104580
公開番号(公開出願番号):特開2011-229488
出願日: 2010年04月28日
公開日(公表日): 2011年11月17日
要約:
【課題】本発明は、完全密閉系において液滴中で実施される核酸増幅法において得られる蛍光を高速且つ高精度に検出することができるリアルタイム核酸増幅法を提供する。【解決手段】容器中に存在する液滴中で核酸増幅反応を行う核酸増幅反応方法であって、液滴が、増幅すべき核酸と磁性体粒子とを含む核酸増幅反応液からなり、容器が、液滴を形成する核酸増幅反応液と混ざり合わない液滴封入媒体が保持され、温度勾配が設けられた搬送面を有するものであり、核酸増幅反応の開始時において、液滴及び液滴封入媒体のうち少なくとも液滴封入媒体に蛍光色素が含まれ、核酸増幅反応の開始及び維持において、磁場印加手段によって磁場を発生させて磁性体粒子と共に液滴を搬送すると共に、搬送面上の核酸合成反能の開始及び維持を達成する温度地点に液滴を配置することによって反応液の温度制御をする、リアルタイム核酸増幅反応方法。【選択図】図3
請求項(抜粋):
容器中に存在する液滴中で核酸増幅反応を実施する核酸増幅反応方法であって、 前記液滴が、増幅すべき核酸と磁性体粒子とを含む核酸増幅反応液からなるものであり、 前記容器が、液滴封入媒体が保持され、且つ、温度勾配が設けられた搬送面を有するものであり、 前記液滴封入媒体が、前記核酸増幅反応液に不溶性又は難溶性であるものであり、 核酸増幅反応の開始時において、前記液滴及び前記液滴封入媒体のうち少なくとも前記液滴封入媒体に蛍光色素が含まれ、 核酸増幅反応の開始及び維持において、磁場印加手段によって磁場を発生させて前記磁性体粒子と共に前記液滴を搬送すると共に、前記搬送面上の前記核酸合成反能の開始及び維持を達成する温度地点に前記液滴を配置することによって前記核酸増幅反応液の温度制御をする、リアルタイム核酸増幅反応方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12Q1/68 A ,  C12N15/00 A
Fターム (15件):
4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024BA80 ,  4B024CA01 ,  4B024CA05 ,  4B024CA09 ,  4B024HA12 ,  4B024HA19 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QS24 ,  4B063QS34 ,  4B063QX10
引用文献:
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