特許
J-GLOBAL ID:201103009635500230

日本文誤り自動検定・訂正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-115576
公開番号(公開出願番号):特開平2-294771
出願日: 1989年05月09日
公開日(公表日): 1990年12月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】同音異義語の字面とその直前直後に位置しうる単語の持つ意味カテゴリとの連接可否情報を記述した意味連接辞書を具備し、入力日本文中の名詞連続複合語内に含まれる同音異義語誤りを自動的に検出及び訂正する装置において、入力日本文の形態素解析を行い、名詞連続複合語をその構成単語に分割する第1の手段と、名詞連続複合語を構成する各単語が同音異義語か否かを判定し、同音異義語を同音異義語使用誤りの検定対象単語とする第2の手段と、名詞連続複合語の範囲内において、同音異義語が1語以上連続している部分と、その前後1単語ずつとを検定範囲とする第3の手段と、前記検定範囲内に存在する各検定対象単語とその直前直後の単語の持つ意味カテゴリとの連接可否情報を、前記意味連接辞書を各々の該検定対象単語の字面で検索することによって取得し、検定範囲内のすべての連接可否情報の組合せに従って、どの検定対象単語が同音異義語誤りであるかを検定し、同音異義語誤りであると検定された語が1語でも存在する場合には該検定範囲には同音異義語誤りが存在するとし、同音異義語誤りであると検定された語すべてを同音異義語誤りであるとする第4の手段と、前記同音異義語誤りに対して、同じ読み、別の字面を持つ単語(同音異義の関係にある語)を訂正候補として抽出する第5の手段と、前記抽出された訂正候補と、該訂正候補に対応する同音異義語誤りであると検定された単語とを置き換えて、該置き換えた訂正候補とその直前直後の単語の持つ意味カテゴリとの連接可否情報を、前記意味連接辞書を各々置き換えた訂正候補の字面で検索することによって取得し、検定範囲内のすべての連接可否情報の組合せに従って、該訂正候補が連接可能であるか否かを検定し、連接可能な訂正候補が1つでも存在する場合には、連接可能な訂正候補すべてを該同音異義語誤りの正解候補として出力し、連接可能な訂正候補が存在しない場合には、抽出された訂正候補すべてを正解候補として出力する第6の手段と、からなることを特徴とする日本文誤り自動検定・訂正装置。
IPC (2件):
G06F 17/27 ,  G06F 17/22
FI (2件):
G06F 15/20 550 J 7315-5L ,  G06F 15/20 514 U 7315-5L
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭64-038542
  • 特開昭61-291859
  • 特開昭58-198633

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