特許
J-GLOBAL ID:201103010269888767
ガス化装置及びガス化装置の運転方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石井 博樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-071931
公開番号(公開出願番号):特開2011-225844
出願日: 2011年03月29日
公開日(公表日): 2011年11月10日
要約:
【課題】ガス化装置を用いて混合原料から所望ガス組成の生成ガスを得るに際し、混合原料の種類や混合割合が変わった場合にガス化装置へ供給するガス化剤の供給量を適切な状態に変更することを容易に行えるようにすること。【解決手段】バイオマスの混合原料を熱分解して得られる揮発成分を気相状態においてガス化剤を供給してガス化反応を行わせ、所望ガス組成の生成ガスを得るガス化装置1であって、入力された各種データに基づいて反応生成ガスの組成を演算する反応シミュレーション装置12と、ガス化剤の供給量を決定するガス化剤の供給量決定部13とを備え、ガス化剤の供給量決定部は、前記反応シミュレーション装置の演算結果が前記所望のガス組成と一致して「いる」か「否」かを判定してガス化剤の供給量を設定値として決定し、当該ガス化装置は前記決定された供給量のガス化剤を供給して運転するように構成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
バイオマスの混合原料を熱分解して得られる揮発成分を気相状態においてガス化剤を供給してガス化反応を行わせ、所望ガス組成の生成ガスを得るガス化装置であって、
入力された各種データに基づいて反応生成ガスの組成を演算する反応シミュレーション装置と、
前記反応シミュレーション装置の演算結果が前記所望ガス組成と一致するか否かを判定して前記ガス化剤の供給量を決定するガス化剤の供給量決定部とを備え、
前記反応シミュレーション装置は、
予め求められた個別の各原料を熱分解して得られる揮発成分を成す化学種及び原料単位量当たりの各化学種の生成量と、前記混合原料を成す各原料の供給量に関する計測値によって算出される前記化学種毎の全生成量の値と、
前記各化学種に対応して定められた素反応式の群と、
該反応シミュレーション装置による前記演算の実施に必要な他のデータと、
ガス化剤の供給量に関するデータと、
に基づいて、反応生成ガスの組成を演算し、
前記ガス化剤の供給量決定部は、
前記反応シミュレーション装置の演算結果が前記所望のガス組成と一致して「いる」か「否」かを判定し、「否」の場合に前記ガス化剤の供給量を変えて前記反応シミュレーション装置による前記演算を繰り返させ、該演算結果が前記「いる」と判定された場合におけるガス化剤の供給量を設定値として決定し、
当該ガス化装置は前記決定された供給量のガス化剤を供給して運転するように構成されていることを特徴とするガス化装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
4G140EA03
, 4G140EA05
, 4G140EA06
, 4G140EA07
, 4G140EA09
, 4G140EB43
引用特許:
審査官引用 (2件)
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廃棄物の処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-061894
出願人:極東開発工業株式会社, JFEエンジニアリング株式会社, JFE環境ソリューションズ株式会社
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バイオマスガス化反応のモデル化方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-062743
出願人:ヤンマー株式会社
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